2024年05月12日

toujyouka016.jpg 立憲民主党の圧勝・共産党の支援があった

5月6日エントリの続き。

4月28日の補選で特筆することとして、
立憲民主党の候補者は、3人とも共産党の
支援があったことがあると思います。

 
立憲民主党は3選挙区のいずれも
圧勝でしたが、そこには共産党が
独自候補を立てず、立憲民主党の候補者の
支援に入ったことも大きいと思います。



共産党を含めた「野党共闘」は
じゅうぶん効果があるということです。
一部では「野党共闘」に否定的な
むきもありますが、今回の補選は
それに反証したと言えるでしょう。

共産党ははじめは独自候補を
立てようとしていました。
立憲民主党が候補者を立てたことで、
独自候補を降ろして、立憲民主党の
支援に入ることにしたのでした。

なので共産党は「野党共闘」へ
参加することに対しては、
依然として積極的ということです。


共産党がおおよそ勝ち目のない
独自候補をほとんどすべての選挙区に
立てるのは、国政選挙においては、
比例票の掘り起こしがあります。

選挙区の候補者が「共産党」の名前を
連呼することでアピールするということです。
なので「候補者を立てる」というより
「選挙の運動員を配置する」という
感じなのだろうと思います。

今回の選挙は補選で比例区がないので、
票の掘り起こしのために
独自候補を立てる意義はないです。
それで共産党は独自候補にこだわらなかった
こともあるかもしれないです。


2021年の衆院選で共産党が参加する
「野党共闘」が失敗したのは、
統一教会の活動が大きいと思われます。

選挙で共産党が伸びそうだとなると、
国際勝共連合という統一教会の関連団体が
つぎのようなびらをポスティングして、
共産党の躍進を阻害しようとします。

「共産党を猛烈に攻撃する統一教会」



現在、統一教会はだいぶ批判を浴びて
まがりなりにもダメージを受けています。
それで今回の補選では反共産党の活動が
あまりできなかったものと思います。

posted by たんぽぽ at 21:26 | Comment(1) | TrackBack(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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すべての選挙区で、共産党も参加する
野党共闘は難しいだろうと思います。

それでも共産党は現在のところ
野党共闘に積極的ですから、
かなりの選挙区で調整は
進むのではないかと思っています。


維新はいまの時点では下降気味なので、
ひとまず安心かもしれないです。
それでも今後また浮上することはあると思うので、
予断は許さないと思います。

立憲民主党などの野党各党は
維新に主導権を取られないよう、
ふだんから支持を堅めていく
必要があると思います。


政権交代は、野党共闘が理想的なかたちで
実現したとしても、難しいと思います。
政権交代は次期選挙では「ありえない」と
考えたほうがよいと思います。
Posted by たんぽぽ at 2024年05月19日 22:30
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