比例得票数についての世論調査の結果です。
注目するのは昨年2023年の12月あたりから、
「比例投票先は立憲民主党」と
答えたかたが増えていることです。
それにともなって、立憲民主党の
推定比例得票数も増えて、最近の調査では
一時的ながら1000万票を超えました。
6月3日現在の比例投票先の平均
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) June 2, 2024
自民 23.9 %
未定 19.5 %
立憲 16.9 %
維新 12.2 %
共産 5.3 %
公明 5.2 %
れいわ 4.7 %
国民 3.3 %
参政 1.5 %
教育 0.8 %
社民 0.7 %
みんな 0.5 %
最新のJNNの世論調査を反映しました。 pic.twitter.com/ciL7F9rnpA
6月3日現在のリアルタイム得票数推定
— 三春充希(はる)⭐第50回衆院選情報部 (@miraisyakai) June 2, 2024
自民 1516 万票
立憲 978 万票
維新 649 万票
公明 642 万票
共産 426 万票
れいわ 324 万票
国民 282 万票
参政 171 万票
社民 61 万票
教育 35 万票
みんな 25 万票
最新のJNNの世論調査を反映しました。 pic.twitter.com/E9BSntCaVN
ここ半年ほどの立憲民主党の
推定比例得票数の増加は、
本来の支持層を堅めているだけでなく、
無党派や反自民の人たちからも支持を
得ていることによると思われます。
反自民の人はなおさらですが、
無党派の人たちもその多くは
「自民党に勝てるもっとも有力な会派」を
選んで投票すると思われます。
なので現在の立憲民主党は、
「自民党に対抗しうるオルタナティブ」として、
もっとも有力視されている、
ということになると言えます。
「日本には自民党のオルタナティブは
もう存在しえない」とか「自民党の
オルタナティブは維新になった」と
思っているかたたちは、いくらか気を取り直して
よいのではないかと思います。
なぜ立憲民主党が最近になって、
自民党のオルタナティブとして
有力視されてきたかですが、自民党安倍派の
「裏金」問題に原因があると、
簡単に考えておくことにします。
あとは、自民党のオルタナティブとして
立憲民主党が期待される状況は
いつまで続くかが問題になるでしょう。
ちょっと油断すると、すぐに期待感が
薄れて支持が下がるであろうことは、
容易に想像できることです。