問題について取り上げられたことがあります。
リンクしたツイートは今年の7月ですが、
番組が放映されたのは2月13日です。
岸田首相の秘書官の差別発言を
契機として取り上げられたものです。
松原MC
— 125 (@siroiwannko1) July 12, 2024
「なぜ日本だけ乗り越えられない?」
一橋大学 中北教授
「これらの国にあって日本にないものは政権交代」#報道1930 pic.twitter.com/DAzE0FrDSS
リンクしたツイートの中に、
「日本には宗教団体からの強い抵抗はない」
というモーリス・ウィリアムソンの
コメントが紹介されています。
日本にも同性結婚や性的少数者の問題に
対して、宗教団体からの強い抵抗はあります。
統一教会、神道政治連盟、日本会議などです。
神道政治連盟は、自分たちが選挙支援をする
条件として、性的少数者の権利や
選択的夫婦別姓に反対するよう、
自民党の議員に公約書を送っています。
「選択的夫婦別姓賛成で神政連の推薦候補」
「神政連・公約書署名を地方選挙に拡大」
2022年に神道政治連盟が、自民党議員の
会合で、選択的夫婦別姓や同性愛・
性的少数者に対する差別的主張を展開する
冊子を配ったこともあったのでした。
「神道政治連盟・反同性愛の冊子を配る」
「日本でも大きな影響のある宗教」
他国との違いは、これら宗教団体の
存在や活動が、一般にはあまり
知られていないことだと思います。
それゆえ世論からほとんど批判を
受けることなく、これらの宗教団体は
同性結婚や性的少数者の権利に反対する
活動を続けられることになります。
番組も本当ならこのあたりまで
言及してほしいところだと思います。
宗教団体を「ステルス」にしてきたのは
ほかならぬメディアなので、
そこまでは言わないのでしょう。
番組の中で、「日本では神道の社会的影響は
それほど大きくないが、彼らの声は大きい」
というコメントは出てきます。
なぜ日本の宗教団体は社会的影響力のわりに
「声が大きい」のか、その原因(自民党との癒着)
くらいは触れることだと思います。
付記:
「日本では宗教の影響は小さいのに、
なぜ同性結婚が認められないのか?」
という疑問は、とくに外国のかたから
よく言われることのようです。
「よく『欧米と違って日本は無宗教なのに、なぜいつまでも同性婚が認められないんですか』という素朴な質問を受けることがある。今回の神道政治連盟国会議員懇談会で配られた冊子からもわかるように、日本でも宗教に基づく差別によって、マイノリティの人権が侵害され続けている状況がある。」→
— 松岡宗嗣 (@ssimtok) June 29, 2022
参院選、例えば「同性婚」について「党として反対なのは、主要政党のなかで今や自民党だけだ。これは、自民党議員や候補者一人ひとりの認識を変えたら良いというレベルの話ではない。政党の背後には宗教団体があり、その『票』も含めた影響力が強くあるかぎり、この現状を打破するのは難しい」→
— 松岡宗嗣 (@ssimtok) June 29, 2022
「たとえ保守の立場から"慎重"に進めたいという意識があるとしても、政権政党の中で、ここまで非論理的で事実に基づかない、明らかに悪質な差別的言説を、党内の大多数の議員に配ってしまえるような状況には、驚きを隠すことができない。」
— 松岡宗嗣 (@ssimtok) June 29, 2022