2024年07月20日

toujyouka016.jpg 反同性愛・日本にもある宗教団体の影響

「報道1930」で同性結婚、性的少数者の
問題について取り上げられたことがあります。

リンクしたツイートは今年の7月ですが、
番組が放映されたのは2月13日です。
岸田首相の秘書官の差別発言を
契機として取り上げられたものです。

 




リンクしたツイートの中に、
「日本には宗教団体からの強い抵抗はない」
というモーリス・ウィリアムソンの
コメントが紹介されています。

日本にも同性結婚や性的少数者の問題に
対して、宗教団体からの強い抵抗はあります。
統一教会、神道政治連盟、日本会議などです。


神道政治連盟は、自分たちが選挙支援をする
条件として、性的少数者の権利や
選択的夫婦別姓に反対するよう、
自民党の議員に公約書を送っています。

「選択的夫婦別姓賛成で神政連の推薦候補」
「神政連・公約書署名を地方選挙に拡大」

2022年に神道政治連盟が、自民党議員の
会合で、選択的夫婦別姓や同性愛・
性的少数者に対する差別的主張を展開する
冊子を配ったこともあったのでした。

「神道政治連盟・反同性愛の冊子を配る」
「日本でも大きな影響のある宗教」


他国との違いは、これら宗教団体の
存在や活動が、一般にはあまり
知られていないことだと思います。

それゆえ世論からほとんど批判を
受けることなく、これらの宗教団体は
同性結婚や性的少数者の権利に反対する
活動を続けられることになります。


番組も本当ならこのあたりまで
言及してほしいところだと思います。
宗教団体を「ステルス」にしてきたのは
ほかならぬメディアなので、
そこまでは言わないのでしょう。

番組の中で、「日本では神道の社会的影響は
それほど大きくないが、彼らの声は大きい」
というコメントは出てきます。

なぜ日本の宗教団体は社会的影響力のわりに
「声が大きい」のか、その原因(自民党との癒着)
くらいは触れることだと思います。


付記:

「日本では宗教の影響は小さいのに、
なぜ同性結婚が認められないのか?」
という疑問は、とくに外国のかたから
よく言われることのようです。



posted by たんぽぽ at 12:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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