「しこり」発言について少し見てきました。
選択的夫婦別姓が実現しないことで、
もっと深刻なしこりが残っている人たちがいます。
「必ずしこり残る」 自民、選択的夫婦別姓の議論再開 集約は見通せずhttps://t.co/jb8azbwnaT
— 毎日新聞 (@mainichi) July 18, 2024
経済界からの要望を受けて議論を再開した格好だが、党内は賛成派と慎重派に割れており、意見集約は見通せない状況です。
それは結婚と苗字の問題で苦労を
しているかた、とくに望まない改姓を
余儀なくされた女性たちです。
「言わずもがな」のことだと思います。
バービーさんは婚姻届けを出す際、
苗字を変えたくないので、婚約者の男性と
大きなトラブルになったのでした。
「夫婦同姓の強制で大げんかした」
「傷が深かった望まない結婚改姓」
バービーさんは、婚約者の男性と
結婚改姓のお話をした居酒屋に入るのは、
ずっと避けているようです。
婚約者と大げんかをした、
そのときの記憶がよみがえるからです。
バービーさんほど熾烈でなくても、
結婚改姓に関して程度の差こそあれ
なんらかのトラブルがあったり
不満のあるかたは、少なくないと思います。
現行の夫婦同姓の強制のもとで、
結婚と苗字の問題に関して
心に「しこり」が残っているかたは、
たくさんいるだろうと思います。
自民党のお歴々は、夫婦同姓の強制で
犠牲になる人たち、とくに不本意な
結婚改姓の犠牲となる女性たちの
「しこり」なんて、なんとも思わないのでしょう。
今までに不本意に夫の姓に変えなければならなかった、数多くの女性の心のしこりは自民党は気にならないようだ。https://t.co/3nBDaFOCyH
— 山口一男 (@baaUBZ8INKYP7U0) July 18, 2024
そんな「くだらないこと」より、
選択的夫婦別姓の議論をすることで
自分たちに「しこり」が残るという
保身のほうが、ずっと大事なのだと思います。
付記:
「しこりが残る」発言を聞いたとき、
「夫婦同姓の強制で犠牲になる
女性たちのしこりはそっちのけで、
自分たちの保身しか、自民党の連中は
眼中にないのか」とわたしは思ったです。
まともに議論をするとしこりが残る
という状況自体が、そもそも情けないです。
わたしは自民党に対して、
少し軽蔑の気持ちになりました。
>議論をして「しこり」が残るのは
ツイッターの反対派(非共存派)を見ても、
選択的夫婦別姓を求めるかたたちから
議論をしかけられてへきえきしたり、
いたたまれなくなってブロックするのは
多いですからね。
反対派(非共存派)というのは、
議論でやられると(やられるのが宿命だけど)
「しこり」を残すのは多そうです。
選択的夫婦別姓に反対するくらいの
「お歴々」は、選択的夫婦別姓が
婚姻率や出生率に関係してくるなんて、
理解はないだろうと思います。
その前に、婚姻率や出生率を回復させる
必要があるとも、思っていないかもしれないです。
選択的夫婦別姓問題に関する、
彼らの関心ごとは、「自分の妻を生来の
苗字に戻させないこと」だと思います。
かかる自己中心的で差別的な劣情で
あたまがいっぱいなので、
選択的夫婦別姓と婚姻率や出生率の
関係なんて、考えがまわらないのでしょう。
拍手コメントのお返事が、いつも遅くて
もうしわけなく思います。
拍手コメントへの返信が早いと、
いつ拍手コメントをいただいたか
第三者が推測しやすくなるので(エントリの
アップロードとわたしの返信との
時間間隔が短くなるから)、それを防ぐためと
思っていただけたらさいわいです。
妻が生来の名字に戻すことの何が嫌なのか理解できません。
わたしとふたりきりではないので、
だいじょうぶ(?)です。
>妻が生来の名字に戻すことの
それはわたしもよくわからないです。
おそらく、妻や子どもに自分の苗字を
名乗らせることで、自分がその家の
「小君主」になりたいという、
「支配欲」ではないかと思います。
だから彼ら反対派(非共存派)の男性は、
自分が改姓して妻の苗字を名乗るのは、
夫婦同姓でも絶対に受け入れられない
ことになります。