2024年08月22日

toujyouka016.jpg 自民党総裁選・同性結婚のスタンス

8月21日エントリの続き。

自民党総裁選に出馬する各候補者の
同性結婚についてのスタンスを、
今回は見ていきたいと思います。

「夫婦別姓の賛否、割れる自民議員 総裁選前に朝日・東大調査で分析」

 


同性結婚のスタンスは、2014年は調査がなく、
2017年と2021年の2回だけとなっています。



もっとも変化が顕著なのは河野太郎です。
2017年には「4. どちらかといえば
反対」で高市早苗と同じ回答ですが、
2021年は「1. 賛成」です。

4年のあいだに同性結婚についての認識を、
河野太郎は大きく変えたのでしょう。
これは評価したいところです。


野田聖子は2017年は「3. どちらとも言えない」で
2021年は「2. どちらかといえば賛成」です。
同性結婚に対しては選択的夫婦別姓と違って、
「揺るぎない賛成」ではないようです。

それでも野田聖子は4年のあいだに
同性結婚に対する理解は深めていると言えます。


あとの候補者は「こんなもの」かもしれないです。
2017年には、同性結婚に対して賛成寄りの
回答をする人が、現在の総裁選の候補者の
中にいなかったというのは、
いささかすごいかもしれないです。

2021年には賛成よりの回答をする
候補者が出てきただけでも、
「進歩した」と言えるのかもしれないです。

「自民党平均」は、2017年も2021年も
反対寄りですが、2021年は少しだけ
中立の3に近づいてはいます。
賛成側の回答をする自民党議員が、
少し増えたからかもしれないです。


「有権者平均」は、2017年にはほぼ3ですが、
2021年には多少2に近づいています。
同性結婚に対する世論の理解が
進んだことをしめしていると思います。

posted by たんぽぽ at 22:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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