小林鷹之は、選択的夫婦別姓に反対です。
その小林鷹之が、吉永みち子氏から
選択的夫婦別姓について問われました。
8月20日放映の「大下容子ワイド!スクランブル」に、
小林鷹之が生出演したときです。
「「小林さん、それ、違う」選択的夫婦別姓めぐる小林鷹之氏の持論主張に吉永みち子氏が異論」
「コバホーク小林鷹之議員、選択的夫婦別姓は「国民的議論が大切」に吉永みち子氏「ずっと議論して長いですよ?」」
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— 日刊スポーツ (@nikkansports) August 20, 2024
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吉永みち子氏は、「選択的夫婦別姓は
自民党政権でなぜ進まないのか、
すぐにでも進める気持ちはあるのか?」と、
ストレートに訊いてきました。
小林鷹之は「国民の中にもいろんな
考えがある」「国民のあいだに周知されて
いない部分はある」と答えました。
そうしたら吉永みち子氏は、「国民のほうは
かなり周知している」「周知がたりないのは
自民党だ」と反論してきました。
論破された小林
— 125 (@siroiwannko1) August 20, 2024
吉永みち子氏「選択的夫婦別姓、進める気はあるか?」
小林鷹之「この制度改正は、ほとんど国民に周知されてない部分があるので、そこをしっかりと周知してニーズを解消していくのが一つのアプローチ」
吉永氏「それは違う、国民の方はかなり周知してますよ⇒#ワイドスクランブル pic.twitter.com/d2jsJjn3fs
小林鷹之は「社会の中でいろんな意見が
あるから国民的議論が必要」とも言いました。
吉永みち子氏は「ずっと議論していて
長いですよ」とあっさり反論しました。
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— 田川 滋 TAGAWA Shigeru 타가와 시게루 (@kakitama) August 20, 2024
どれくらい長いかと言うと「法制審で検討開始」のこのニュースが1991年。96年に導入が答申され民法改正案まで作られたが、自民党が止めている。 pic.twitter.com/1wt5vdnipM
小林鷹之が回答した「国民のあいだに
いろんな考えがある」「国民に周知が足りない」
「国民的議論が必要」のたぐいは、自民党議員が
選択的夫婦別姓について訊かれたとき
返すことが多い「テンプレート」回答です。
岸田文雄首相も少し前の6月に
選択的夫婦別姓問題について問われたとき
「国民の理解が重要」と答えていました。
「選択的夫婦別姓・自民党の反対派は健在」
菅義偉も2020年の自民党総裁選の際に、
選択的夫婦別姓は「慎重な検討が必要」と
答えていました。
「慎重な検討が必要?検討を封印する自民党」
小林鷹之も、選択的夫婦別姓問題について
訊かれたので、彼ら自民党議員の
常套手段である「テンプレート」回答で
しのごうとしたものと思います。
そこへ吉永みち子氏から反論が来たということです。
自民党の政治家が、選択的夫婦別姓問題に
対して「テンプレート」回答をしても、
まともに反論や批判を受けることは
これまではほとんどなかったと思います。
それゆえ自民党サイドも「選択的夫婦別姓
なんてテンプレート回答でじゅうぶん
はぐらかせる」と、自信を持てたのでしょう。
世論に対しても「そうか、選択的夫婦別姓の
問題は、国民的議論が必要なのか」と、
なんとなく思わせられたものと思います。
自民党議員が、選択的夫婦別姓問題に関して
「テンプレート」回答をしても、
黙認してはならないと思います。
選択的夫婦別姓の実現を避けるために
はぐらかす意図が透けて見えることです。
「国民的議論が必要」などの認識自体も、
あきらかに反論の余地だらけです。
根拠をしめして「テンプレート」に
反論することで、自民党のお歴々に
自信を持たせない必要があると思います。
彼ら選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
自分の気に入らない結論が出れば、
それがどのようなものであっても、
「慎重な議論がなされていない」
「国民的議論がなされていない」と
いうことになるのでしょう。