2024年10月29日

toujyouka016.jpg 2024年衆議院総選挙・与党が過半数割れ

10月27日に、衆議院選挙の投開票が行なわれました。
自民と公明を合わせた与党の過半数割れです。
立憲民主党は公示前から50議席増えました。

「衆院選 開票速報」
「衆議院選挙2024特設サイト」
「特集 第50回衆院選」
「衆院選2024 開票速報」
「衆議院選挙2024」

 


「自民・公明政権に有権者からの
きびしい審判がくだった」とか
「立憲民主党の躍進」といった論調に
メディアや世論ではなっているようです。
それが「一般的な見かた」なのだろうと思います。



自民党の獲得議席は191にとどまりました。
自民党が200議席を割り込んだのは、
過去には2009年の政権交代のときだけで、
それ以外は一度もないです。

自民と公明を合わせた政権与党で
過半数に達しないのも、2009年の政権交代を
のぞくと、一度もなかったことです。
今回の衆院選挙は自民・公明政権の
「歴史的大敗」になるのだろうと思います。


立憲民主党は148議席を獲得しました。
旧民主党系の政党が、衆院選で100議席以上
獲得するのも、2009年の政権交代以来、
じつに15年ぶりのことです。

公示前勢力から50議席増えたというのも、
思ったより議席が伸びたと思います。
立憲民主党は「大躍進」なのだろうと思います。


ふだんから自民党政権に批判的なかたたちは、
この程度の「自民党の敗北」では、
「ぜんぜん」「たいしたことない」と
考えるのではないかと思います。

自民党なんて2009年以上に負けてしかるべきと
思っているかたもいるでしょう。
自民党が立憲民主党より43議席も多いと
あっては、「まだまだ」だと思います。


一部では、政権交代を実現させようという
という論調もありました。
現状は「政権交代が見えてきた、近づいた」とは、
とても言えないと思います。

(今回の衆院選で「政権交代が見えてくる、
近づいてくる」なんて、わたしは
まったく思っていなかったです。
まだまだとうぶん無理だと思います。)


今回の衆院選では、「与党が過半数を維持するか、
過半数割れするか」が、攻防のラインでした。
立憲民主党をはじめ弱体化した
野党勢力としては、「与党の過半数割れ」が
現時点で実現可能な限界だったと思います。

そして与党は過半数割れしたのでした。
野党勢力は自民・公明に「かすり傷」よりは
深い傷を負わせたと言えると思います。
野党勢力は可能なかぎりの最善を尽くして
「限界まで達した」とは言えるのでしょう。

posted by たんぽぽ at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 2024年衆議院総選挙・与党が過半数割れ web拍手
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック