ポストを取り、西村智奈美が就任しました。
「衆院法務委員長は立憲に 選択的夫婦別姓進める狙いか 自民と合意」
「衆院法務委員長に立憲・西村智奈美氏が就任へ 選択的夫婦別姓の実現目指す」
11月のはじめなので、だいぶ前のことで恐縮です。
わたしがこのブログに出てくるのが
すっかりごぶさたになっていたので、
話題が遅れてしましました。
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— 立憲民主党 (@CDP2017) November 8, 2024
立憲民主党が衆院法務委員長ポスト獲得で
「選択的夫婦別姓制度」実現へ!
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衆院与党過半数割れで国会の景色が変わる!
本来7つ取れる委員長ポストを6つにしたのはなぜ?
野田佳彦代表に聞きました。 pic.twitter.com/5fk8arjYt8
【スクープ】衆院法務委員長は立憲に 選択的夫婦別姓進める狙いか 自民と合意https://t.co/zDwD0vlgzi
— 毎日新聞 (@mainichi) November 8, 2024
衆院法務委員長に立憲・西村智奈美氏が就任へ 選択的夫婦別姓の実現目指すhttps://t.co/YAejKY690L
— 日テレNEWS NNN (@news24ntv) November 8, 2024
常任委員長のポストは、与党が9席、
野党には8席わりあてられていました。
立憲民主党はそのうちのひとつを与党に譲って、
法務委員長のポストを獲得したのでした。
立憲の法務委員長ポストへのこだわりは強く、
17の常任委員長ポストの配分をめぐって、
当初は与党9、野党8で与野党が
合意していましたが、立憲民主党が2つの
委員長ポストを与党側へ譲る代わりに
法務委員長ポストを獲得しました。
ある立憲幹部は「選択的夫婦別姓を何としても
実現したいという野田代表の強いこだわりがあり
獲得せよと直接指示があった」と明かしました。
得られるはずの委員長ポストを
ひとつ減らしてでも得たいということです。
立憲民主党は法務委員長のポスト獲得には、
強いこだわりがあるということです。
その「こだわり」は、選択的夫婦別姓の実現です。
法務委員長に西村智奈美が選ばれたのも、
選択的夫婦別姓の実現に熱心な人をつけた
ということだと思います。
「夫婦別姓「決着つける」 野田氏、法務委員長獲得で」
夫婦別姓「決着つける」 野田氏、法務委員長獲得で #47NEWS https://t.co/QjTW9SdoSm @47news_official
— 47NEWS (@47news_official) November 30, 2024
立憲民主党の野田佳彦代表は30日、東京都内で講演し、
選択的夫婦別姓制度の導入に重ねて意欲を示した。
衆院選で与党が過半数割れした結果、
立民が衆院法務委員長ポストを獲得したことを踏まえ
「野党と公明党は賛成で、自民党の一部だけが
ずっと邪魔をしてきた。そろそろ決着をつける」と述べた。
これはわたしは意外でした。
選択的夫婦別姓の実現が、立憲民主党に
とってここまで「重要課題」に
なっているとは思わなかったです。
これまでにない「本気度」をしめしたと思います。
選択的夫婦別姓は、ほぼ毎年野党サイドから
法案が提出されています。
ずっと与党であり続けた自民党は
ほぼまったく審議することなく、
毎回、継続審議や廃案にしていました。
「国会で議論しないのはなぜか?」
「議論を逼塞させる選択的夫婦別姓反対派」
法務委員長のポストを立憲民主党がとれば、
立憲民主党が議論を主導することで、
国会で選択的夫婦別姓の審議ができるだろう、
ということだと思います。
1996年に法相の諮問機関・法制審議会が
選択的夫婦別姓を導入する民法改正を答申しながら
「政府が重い腰を上げないから、議員立法で提出してきた。
俎上に載せてもらえなかったが、
今度は進めなければいけない」と語った。
わたしは依然として悲観的で、
これでも(これくらいでは)選択的夫婦別姓は
まだ実現しないのではないかと思います。
「立憲民主党・選択的夫婦別姓の実現を表明」
それでも国会で選択的夫婦別姓法案を
自民党に無視させず、審議くらいはさせることが
できるかもしれない、とは思います。
あのがんめいきわまりない自民党の
反対派(非共存派)議員たちに、
どうやって議論させるのかとは思います。
自民党に議論をさせる「段取り」くらいは
考えていると(たぶん)思います。
選択的夫婦別姓の審議が国会で
まともになされるようになったら、
それだけでも「大前進」と言えます。
(実現までまだまだと思われる状況ですから、
いささか情けないとは思いますが。)