選択的夫婦別姓に関するアンケートを行ないました。
1月1日の記事にその結果が公表されています。
「<独自>選択的夫婦別姓、小中学生の半数が反対、初の2000人調査「自分はしない」6割」
「選択的夫婦別姓、「賛成」16%「反対」49% 小中生2000人調査・質問と回答」
「「家族感が減る」「同姓は時代遅れ」小中生、正面から回答 選択的夫婦別姓2000人調査」
「<独自>選択的夫婦別姓、小中学生の半数が反対、初の2000人調査「自分はしない」6割」
「選択的夫婦別姓・小中生2000人調査 教員向けの説明文」
「選択的夫婦別姓・小中生2000人調査 子供向けの説明文」
産経新聞ですから、選択的夫婦別姓に
反対したくて、このような調査を
行なったことはいわずもがなです。
この調査の問題点については、
すでに指摘がいくつもしめされています。
わたしがお話したいことは、
後日あらためてとしたいと思います。
産経の小中学生アンケートですが、質問の仕方がとても悪いと思います。
— 世論分析と選挙情勢予測 (@senkyoyosou) January 1, 2025
「すでに便利で問題は解決しているのに」とでも言いたげな文言は、結果的に回答を誘導しています。
今回の調査に限らず、世論調査結果の記事を見出しだけを見て判断するのは良くないと思います。 pic.twitter.com/YCsxs7AnB8
これ、産経新聞お得意の「タイトル詐欺」です
— マナもふ (@manamanamofu) January 2, 2025
左のスクショ
賛否は「親と子の姓が変わることについて」で、数字も消極的賛成を意図的に省いたもの
実際は、
賛成 35.2%
反対 49.4%
右のスクショが正しい選択的夫婦別姓の賛否
賛成 34.9%
反対 30.0%https://t.co/QtekRinNHA pic.twitter.com/HPCKzs3L4a
産経新聞の選択的夫婦別姓に関するアンケート。
— 荻原 和樹@『データ思考入門』講談社現代新書 (@kaz_ogiwara) January 1, 2025
・円グラフを3Dで表現しているため、割合が最も低い項目が強調されている
・政策の話を小中学生に聞いている
・誘導的な設問文(「ちがう名字になってしまう」など)
これ通常の調査ではやらないことを色々と踏み抜いているのでは…? pic.twitter.com/4xdS5XQ1Be
産経調査の教員向けの説明文、「選択的夫婦別姓反対の論拠にしたいので、子どもたちを利用させてくれ」という意図をはっきり伝えてしまっているので、この調査が中立に取られたように装うのは無理ではないでしょうか。… https://t.co/wc4Se4c6Sy pic.twitter.com/qa7be655dO
— 井田奈穂|一般社団法人あすには代表理事|ライター (@nana77rey1) January 1, 2025
「今の法では結婚する時にどちらかが変えなくてはいけません。法律を変えた方が良いですか」と言うアンケートにすべきだと思います。
このエントリでリンクしたツイートだけでも
いくつも指摘されていると思います。
産経のアンケートは、反対派(非共存派)の
偏った認識にもとづいて
作られているのだと思います。
自分たち反対派(非共存派)の偏見に
合致する主張を「客観公正」と
彼らは考えるということだと思います。
それは「想定の範囲内」です。
産経新聞も、反対派(非共存派)が
喜びいさんで騒ぐことを、
期待していたのではないかと思います。
それでも反対派(非共存派)が
「ばか騒ぎ」することで、
「エコーチャンバー」効果で拡散して、
世論に浸透する危険があるから要注意です。
http://pissenlit16.seesaa.net/article/500564889.html