2025年03月16日

toujyouka016.jpg 選択的夫婦別姓は新たな争いの原因?

「たんぽぽのなみだ」サイトに
「本館」>「反対派の精神構造と思考構造」>
 「選択的夫婦別姓反対派の本性」>
 「選択的夫婦別姓は新たな争いの原因?」
を加える。

 
3月8日エントリでお話した、
産経新聞が行なった、小中学生対象の
アンケート調査の教員向けのガイドには、
「選択的夫婦別姓があらたな争いの
種になる」と書いています。

「選択的夫婦別姓・小中生2000人調査 教員向けの説明文」
「選択制なので選びたい人だけだからいいのでは」
「自分の意思だからいいのでは」という
意見もありますが、婚姻制度の自由度が高まることで、
逆に家族、親族内の争いの種に
なりかねないという見方もあります。

一般に自由度は高い状況ほど、争いは少ないです。
自由度が高いと争いが起きるという、
反対派(非共存派)の認識がわからないです。

現行の夫婦同姓の強制は、望まない改姓が
原因で争いが起きることが多いです。
現実に起きている争いを差し置いて、
問題になるという「新たな争い」とは、
なんなのかと思います。

「バービーが振り返る「選択的夫婦別姓」1年前結婚直前の「大ゲンカ」」


ようは、反対派(非共存派)の男性が、
生来の苗字に復姓する妻と争う、
ということだと思います。

反対派(非共存派)の男性は、
妻に改姓させて自分の苗字を名乗らせないと
家族と感じられない人たちです。
なので、妻が生来の苗字に戻せば、
妻と争うことになります。

反対派(非共存派)の男性は子どもの苗字で、
妻と争うことも予想できます。
自分が子どもに自分の苗字を名乗らせたいので、
復姓した妻も自分の苗字を名乗らせたいと
思うと確信しているからです。

だれがどんな内容で争うのかを
言わないで、「婚姻の自由度が高まると
争いの種になる」とだけ言うので、
よくわからない主張になるのでしょう。


これは現行の夫婦同姓の強制が続けば、
妻に復姓する自由はないから、
反対派(非共存派)男性は、自分の妻と
争わないですむ、ということです。

自由を抑圧することで、表面的に争いが
起きないようにする不健全な状況を
維持することを、反対派(非共存派)男性は
考えているということです。

posted by たんぽぽ at 22:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | 更新記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
結局名字を妻に押し付けたい連中だけがもめますね
Posted by あいうえお at 2025年03月19日 23:18
まったくその通りです。

すべての元凶は、「夫婦同姓がいいが、
自分は改姓したくないので、
妻に改姓させる男性」です。

いかにして自分こそ「諸悪の根源」だと
ばれないようにするかが、
彼ら反対派(非共存派)男性が
選択的夫婦別姓の議論をするときに、
「細心の注意」を払うことなのだと思います。
Posted by たんぽぽ at 2025年03月22日 19:46
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