2025年03月16日

toujyouka016.jpg 「検討する課題」ではなく「反対の口実」

選択的夫婦別姓についての議論は、
自民党でもなされています。
ここで子どもの苗字を理由にする
反対派(非共存派)議員が出てきています。

「【選択的夫婦別姓】子の名字、課題か口実か」

真新しい主張をしているのではなく、
これまでにもさんざんなされた主張を
繰り返しているだけですが。

 
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夫婦が異なる姓を選んだ場合、子どもの名字はどうなるか―。
国会で議論が進む選択的夫婦別姓を巡り
「子の姓」が課題の一つに浮上している。
自民党議員の一部は、夫婦がもめた場合に
無戸籍となるなどとけん制するが、
海外には別姓制度を導入した上で課題を解消した国もあり、
専門家は「子の問題を導入できない
口実にしてはならない」と強調する。

▽ばらばら
「ファミリーネームがなくなり、
子どもの氏もばらばらになる」。自民...


ここで指摘したいのは、「子どもの問題を
選択的夫婦別姓を導入できない口実に
してはならない」という専門家の意見が、
紹介されていることです。

反対派(非共存派)が持ち出す、
「子どもの問題」を「検討に値する課題」ではなく、
「反対のための口実」とする指摘が、
メディアに載るようになったことは、
重要なことだと思います。


これまでは反対派(非共存派)の主張は、
どんな「とんでも」なものであっても、
暗黙のうちに「検討を要する課題」として、
扱ってきたと思います。

ここへきて、反対派(非共存派)の主張を、
まがりなりにも「検討に値しない口実」とする意見が
メディアに出てきたということです。


選択的夫婦別姓の議論がそれなりに
長く続いているので、社会のほうも、
選択的夫婦別姓に対する理解が
それだけ進んだということかもしれないです。

反対派(非共存派)がいつまでも
同じ主張を繰り返すのを見れば、
「とっくに反証されたのに、まだ同じことを言っている。
あれはもう反対のための口実だろう」と
思うようになるのも無理もないというものです。

posted by たんぽぽ at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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