2025年03月23日

toujyouka016.jpg 合意も話し合いもない女性の改姓

3月22日エントリの続き。

結婚している夫婦の約8割が、結婚後の苗字は
どちらを選ぶかを話し合わないで
決めているという調査をご紹介しました。

「夫と妻のどっちが改姓? カップルの4組に3組が話し合わず決定」

 


そして婚姻の95%は女性が改姓しています。
つまり多くのケースにおいて、「合意」どころか
「話し合い」すらなく、女性が改姓することを
余儀なくされているということです。



このあたりは少なくないかたが、
実感していることだと思います。
それでもこうやってデータを用いて
実証的に示すことは大事だと思います。

「95%のケースで女性が改姓しているが、
それは話し合った結果合意したものだ」と言う
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)が、
とても多いからです。

反対派(非共存派)のかかる主張は
「見え透いた欺瞞」というものです。
それでもこのような主張をする
反対派(非共存派)はたくさん見られます。

となれば「合意どころか話し合いもない」のが
現実だということを、実証的にしめす必要は
出てくるというものです。


(大阪大学・三浦麻子氏の調査は、
かかる「見え透いた欺瞞」を振り回す
反対派(非共存派)があまりに多いので、
それを問題視して反証のためのデータを
示すためではないかと想像します。)

posted by たんぽぽ at 23:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 合意も話し合いもない女性の改姓 web拍手
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック