結婚している夫婦の約8割が、結婚後の苗字は
どちらを選ぶかを話し合わないで
決めているという調査をご紹介しました。
「夫と妻のどっちが改姓? カップルの4組に3組が話し合わず決定」
そして婚姻の95%は女性が改姓しています。
つまり多くのケースにおいて、「合意」どころか
「話し合い」すらなく、女性が改姓することを
余儀なくされているということです。
大阪大大学院の三浦麻子教授(社会心理学)の調査: 妻が改姓した場合は、80%(668人中536人)が話し合いをしていなかった。
— 井田奈穂|一般社団法人あすには代表理事|ライター (@nana77rey1) February 23, 2025
弁護団の谷口太規弁護士は「改姓が女性に偏っても話し合いの結果だとされてきたが、実際は協議されぬまま社会的強制力で女性が姓を捨てている」と指摘した。… https://t.co/GfuFGOszkg pic.twitter.com/Ub2D9EslD0
このあたりは少なくないかたが、
実感していることだと思います。
それでもこうやってデータを用いて
実証的に示すことは大事だと思います。
「95%のケースで女性が改姓しているが、
それは話し合った結果合意したものだ」と言う
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)が、
とても多いからです。
反対派(非共存派)のかかる主張は
「見え透いた欺瞞」というものです。
それでもこのような主張をする
反対派(非共存派)はたくさん見られます。
となれば「合意どころか話し合いもない」のが
現実だということを、実証的にしめす必要は
出てくるというものです。
(大阪大学・三浦麻子氏の調査は、
かかる「見え透いた欺瞞」を振り回す
反対派(非共存派)があまりに多いので、
それを問題視して反証のためのデータを
示すためではないかと想像します。)