2025年03月30日

toujyouka016.jpg 「夫婦同姓は伝統的家族」の正体

「たんぽぽのなみだ」サイトに
「本館」>「反対派の精神構造と思考構造」>
 「選択的夫婦別姓反対派の本性」>
 「『夫婦同姓は伝統的家族』の正体」
を加える。

 
選択的夫婦別姓に反対する男性の本性は
「うちの嫁が生来の苗字に戻したら嫌だ」です。
このような反対派(非共存派)の
男性たちは、夫婦同姓の強制が続くかぎり、
自分の妻は復姓できないと思っています。

「女性は望まなくても改姓させられて、
男性である自分の苗字で夫婦同姓」という
家族のありかたを、反対派(非共存派)たちは
「伝統的家族」と呼んでいるわけです。


日本で夫婦同姓が導入されたのは、
明治時代の後半になってからです。
欧米諸国とのあいだの不平等条約を
撤廃するために、欧米風の法整備が
必要だったからです。

「日本で夫婦同姓になった起源」

かかる「脱亜入欧」政策のために、
儒教由来の日本の伝統だった
夫婦別姓を捨てたのでした。
なので、夫婦同姓が日本の伝統というのは、
多分に無理があることになります。



posted by たんぽぽ at 18:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | 更新記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 「夫婦同姓は伝統的家族」の正体 web拍手
この記事へのコメント
伝統と言う名の思考停止のような気がします。
Posted by あいうえお at 2025年06月04日 14:24
彼ら反対派(非共存派)は「伝統」と言えば、
なんでも正当化できると思っているのでしょう。

選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)が
「伝統」と呼んでいるものは、
自分の眼先の安泰なのですが。


「伝統」が出てきたらまず疑え、というかたもいます。
http://taraxacum.seesaa.net/article/282021753.html

「伝統」と思われているものが、伝統でないことを
あきらかにするのが民俗学の役目、というかたもいます。
http://pissenlit16.seesaa.net/article/456521335.html
Posted by たんぽぽ at 2025年06月04日 22:00
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック