「たんぽぽのなみだ」サイトに
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「『国民的議論が必要』の『国民』はだれか?」
を加える。
選択的夫婦別姓に反対する男性は、
自分の妻が生来の苗字に復姓するのが嫌です。
そして選択的夫婦別姓が実現すると
自分の妻はきっと復姓すると信じています。
それゆえ彼ら反対派(非共存派)の男性は
「選択的夫婦別姓を導入する前に
『うちの嫁が復姓したら嫌だ』という
おれと議論しろ」と考えることになります。
かかる反対派(非共存派)の男性は、
世の中の大部分の男たちも、
自分と同じように「うちの嫁が復姓したら
嫌だというおれと議論しろ」と
言い出すと信じています。
「選択的夫婦別姓は国民的議論が必要」
というのは、「日本中にたくさんいる
『嫁の復姓反対』という男性全員をまじえて
議論する必要がある」ということです。
「国民的議論」の「国民」は自分をふくめた
日本社会にいる「うちの嫁が復姓したら嫌だ」
という男たちになります。
これを正直に言うと「差別の加害者が
集まって議論をする必要がある」と
言っていることが、はっきりします。
それで「国民的議論」と言って、
このあたりをぼやかすことになります。
「大多数の男性」と言っても、
実際は「比較的少数」なのでしょうけれど。
当人たちは「大多数」と信じているようです。
>本当の意味で「国民的議論」が
まったくです。
その場合は、「国民的議論」なんてすぐに終わって、
選択的夫婦別姓の導入になると思いますが。
社会の改善と進歩をはばむ、
面倒くさい因襲主義者ですね。
「うち嫁が復姓したら嫌だという
おれのような男と議論しろ」と
正直に言えばいいのにと思います。
そうすれば、彼らの面倒くささは
ほんの少しだけ軽減されると思います。