2025年04月16日

toujyouka016.jpg 「国民的議論が必要」の「国民」はだれか?

「たんぽぽのなみだ」サイトに
「本館」>「反対派の精神構造と思考構造」>
 「選択的夫婦別姓反対派の本性」>
 「『国民的議論が必要』の『国民』はだれか?」
を加える。

 
選択的夫婦別姓に反対する男性は、
自分の妻が生来の苗字に復姓するのが嫌です。
そして選択的夫婦別姓が実現すると
自分の妻はきっと復姓すると信じています。

それゆえ彼ら反対派(非共存派)の男性は
「選択的夫婦別姓を導入する前に
『うちの嫁が復姓したら嫌だ』という
おれと議論しろ」と考えることになります。

かかる反対派(非共存派)の男性は、
世の中の大部分の男たちも、
自分と同じように「うちの嫁が復姓したら
嫌だというおれと議論しろ」と
言い出すと信じています。


「選択的夫婦別姓は国民的議論が必要」
というのは、「日本中にたくさんいる
『嫁の復姓反対』という男性全員をまじえて
議論する必要がある」ということです。

「国民的議論」の「国民」は自分をふくめた
日本社会にいる「うちの嫁が復姓したら嫌だ」
という男たちになります。

これを正直に言うと「差別の加害者が
集まって議論をする必要がある」と
言っていることが、はっきりします。
それで「国民的議論」と言って、
このあたりをぼやかすことになります。

posted by たんぽぽ at 21:47 | Comment(4) | TrackBack(0) | 更新記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
その大多数の男性も近い将来この世から去り、本当の意味で「国民的議論」がなされ導入されると思います。
Posted by あいうえお at 2025年04月16日 22:10
面倒くさい連中ですね。
Posted by イト at 2025年04月17日 03:05
あいうえおさん

「大多数の男性」と言っても、
実際は「比較的少数」なのでしょうけれど。
当人たちは「大多数」と信じているようです。


>本当の意味で「国民的議論」が

まったくです。
その場合は、「国民的議論」なんてすぐに終わって、
選択的夫婦別姓の導入になると思いますが。
Posted by たんぽぽ at 2025年04月18日 22:08
イトさん

社会の改善と進歩をはばむ、
面倒くさい因襲主義者ですね。


「うち嫁が復姓したら嫌だという
おれのような男と議論しろ」と
正直に言えばいいのにと思います。

そうすれば、彼らの面倒くささは
ほんの少しだけ軽減されると思います。
Posted by たんぽぽ at 2025年04月18日 22:09
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