2025年05月03日

toujyouka016.jpg 立憲民主党、選択的夫婦別姓法案を提出

4月30日、立憲民主党が、選択的夫婦別姓法案を
衆議院に提出しました。
「選択的夫婦別姓法案を4月中に提出する」という
公約を立憲民主党は守ったことになります。

「立民 選択的夫婦別姓 導入のための民法改正案を提出」
「立民、夫婦別姓法案を単独提出 与野党の賛成派まとめ成立目指す」

 


立憲民主党は、選択的夫婦別姓制度を
導入するための民法の改正案を30日、国会に提出しました。
夫婦が別姓を選ぶ場合、子どもの姓をどちらにするかは、
結婚する時に決めるなどとしています。

後半国会で論点の1つとなる見通しの
選択的夫婦別姓制度をめぐって、立憲民主党は30日、
個人の尊重や男女の対等な関係構築に必要だとして、
制度を導入するための民法の
改正案を衆議院に提出しました。

じつは4月の法案提出はもう無理ではないか、
立憲民主党は公約を守れないのではないかと、
わたしは思いかけていました。
なので、わたしの予想に反してくれて
これに関してはよかったと思います。


今回の選択的夫婦別姓法案は、
立憲民主党が単独で提出という、
いささか残念な状況になりました。

国民民主党と維新は、選択的夫婦別姓には反対で、
旧姓使用の法案を準備していますから、
共同提出に参加しないでしょう。
さらには公明党の共同提出もなかったのでした。

「「選択的夫婦別姓」導入へ、立憲民主が単独で民法改正案提出…他党の賛同が焦点に」
「選択的夫婦別姓の導入、立憲民主単独で法案 国民民主や公明と隔たり」

ようやくの選択的夫婦別姓法案の
提出ですが、「もの言えばくちびる寒し」の
感もしないでもないです。


今国会での選択的夫婦別姓法案の実現は
やはり悲観的に見たほうがいいでしょう。
自民はもちろん公明、国民民主、維新も、
協力も賛成もしない可能性が高いと思います。

法案を提出しただけで「終わり」で、
ろくに審議もなされないという、
いつも通りの顛末をむかえる可能性も考えられます。
採決にいたったとしても、賛成が過半数を
超えることは難しいと予想されます。

しいて可能性が見込まれるとしたら、
上記4党が自主投票になった場合です。
党の方針に反して採決で賛成に票を入れる議員が、
どれくらい出てくるかです。

posted by たんぽぽ at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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