2025年06月15日

toujyouka016.jpg 国民民主・選択的夫婦別姓の継続審議を主張

国民民主党が、選択的夫婦別姓法案を
継続審議とすることを主張してきました。

「別姓採決、国民が見送り主張 衆院委」

 
衆院法務委員会は11日、選択的夫婦別姓制度の導入を巡り、
立憲民主、日本維新の会、国民民主3党が
それぞれ提出した法案の質疑を行った。
いずれも過半数の賛同を得る見通しが立たない中、
国民民主の円より子氏は採決を見送り、継続審議とするよう主張。
これに対し、立民の米山隆一氏は今国会で結論を出すよう訴えた。

同委は11日の理事会で、13日の審議継続を確認。
17日の参考人質疑でも一致した。

なぜ継続審議を主張するのかと思います。
そんなことになっていちばん喜ぶのは、
自民党の選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。

反対派(非共存派)の利益になることを
わざわざみずから主張するというのは、
やはり国民民主党は反対派(非共存派)から
票を取りたいからかと思いたくなります。


通常国会の会期も残りすくないです。
選択的夫婦別姓法案の会期内の採決はむずかしく、
継続審議もやむなしとは思います。

「選択的夫婦別姓・継続審議になる可能性」

それでも法案を提出して審議する以上、
会期内の採決をめざすことだと思います。
継続審議は前提にすることではないと思います。

「夫婦別姓法案は採決か、それとも継続審議か… 国会で「30年も議論しているのに…」、自民党は質問も辞退」
立憲民主の法案提出者の米山隆一氏は
「採決は必要。望むような結果にならないとしても、
結論を出すことは立法府としての義務だ」と答弁

選択的夫婦別姓なんて議論は出つくしている、
今国会で成立させる法案だという主張は、
多くのメディアでも見られることです。

「夫婦別姓法案の審議 今国会中に成立させねば」
論点は出尽くしており、速やかに法案の採決に応じるのが筋だ。


選択的夫婦別姓法案の会期内の
採決が難しくなったのは、国民民主党が
反対派(非共存派)によろめいて
独自法案の提出をはじめたからです。
これで審議の開始が1ヶ月ほど遅れました。

会期がたりなくなる原因を作った張本人が、
継続審議を主張するというのは、
無責任でもあると思います。

posted by たんぽぽ at 18:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
彼らの支持者は,30年後にはこの世からいなくなる人ばかりだと思います。
Posted by あいうえお at 2025年06月16日 16:36
あいうえおさん

30年も経たないうちに、国民民主党が解党して
消滅していそうです。
Posted by たんぽぽ at 2025年06月17日 23:15
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