2025年10月13日

toujyouka016.jpg 公明党が自民党との連立政権から離脱

現在の政局最大の話題は、公明党が自民との
連立政権から離脱することだと思います。

「公明党が連立政権離脱、26年の自公協力に幕 政治とカネ「限界」」
「公明党、自公連立政権を離脱へ 斉藤鉄夫代表「いったん白紙」」

これで野党時代をふくめて1999年から
26年間続いてきた、自民と公明の協力関係が
解消されることになります。

 
公明党の斉藤鉄夫代表は10日、
自民党の高市早苗総裁との党首会談で、
連立政権からの離脱を伝えた。
自民派閥の裏金問題を受けた企業・団体献金の規制強化に、
自民が応じないことなどを理由に挙げた。
1999年の自民、自由党、公明の連立政権発足以来、
26年間続いた自公関係は解消された。


これまでも公明党はいいかげん自民党との
連立を解消したほうがいいのではないか、
と思われる状況は何度となくありました。
それにもかかわらず公明党は自民との
連立を維持し続けてきました。

今回も、連立政権を離脱する可能性を
事前にほのめかしてはいましたが、
それでおしまいで、結局自民との連立政権は
続けるのだろうと思っていました。

なので公明党が自民党との連立を
解消してきたのは、わたしは意外でした。


直接的な原因は政治資金問題となっています。
7月の参院選では、「裏金」問題が批判され、
公明党は自民党とともに「歴史的大敗」を喫しました。

「2025参院選・歴史的大敗をした自民と公明」

新しく総裁となった高市早苗は、
「裏金」議員を多数要職につけました。
これを見た公明党は、自民党は「裏金」に対する
反省がないと判断したのでしょう。

「「裏金議員が復活」「第2次麻生政権だ」 高市総裁の人事に批判の声」

かくして公明党が、このまま自民党との関係を
続ければ、政治資金問題でいっしょに批判され、
さらに党勢は後退すると、判断したものと思います。


公明党の今後ですが、現時点では閣外協力はせず
政策ごとに判断するスタンスです。
選挙は小選挙区での相互推薦はしない方針です。

斉藤氏は会談後、記者団に自公連立について
「いったん白紙にして、これまでの
関係に区切りをつける」と明言した。
首相指名選挙では「斉藤鉄夫」と記すと説明した。
野党には投票しない。

斉藤氏は閣外協力を否定し、
野党の立場になるとの見解を示した。
連立離脱後の国会対応に関し「何でも反対の
敵方になるわけではない」と主張した。
政策ごとに判断する考えを示した。

自民党との選挙協力は「人物本位、政策本位だ」と話した。
衆院小選挙区で相互に推薦はしないと言明した。


posted by たんぽぽ at 15:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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