民主党次の内閣

民主党の「次の内閣」の「閣僚」も、9月5日に決まりました。
民主党のサイトには、メンバーの一覧も出ています。
安倍内閣と、政策の摺り合わせをするより、
対立点をきわだたせることに、重点が置かれているのが特徴的でしょうか。
「第３次小沢『次の内閣』閣僚が発足」
「＜民主党＞「次の内閣」決まる　国対優先で安倍内閣に対決」

参院で法案を可決して、それを政府与党に判断させる
という戦略も、当然ながら採っていく予定になっています。
（わたしは、ここで民法改正法案をはじめ、共同参画関係を期待する。）
「次の内閣」は、ご存知のように、イギリスの「影の内閣」に、
ならったものですが、いよいよ本領を発揮しそうです。

　
↓時事のこの記事なんて、「小沢首相」「菅副首相」と書いてあって、
とってもかっこよかったりしますよ。
「民主党、「次の内閣」の閣議」
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民主党の「次の内閣」閣議前に笑顔を見せる小沢「首相」（右端）。
その隣は菅「副首相」。
小沢氏は「政策をもって安倍内閣を圧倒する心構えで
臨時国会に臨んでほしい」と指示（５日、都内の同党本部）
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構成メンバーで、ひときわ注目を惹くのが、
「年金担当大臣」（！）なるものが、設けられたことでしょう。
もちろん、このポストは、「ミスター年金」と言われた長妻昭氏です。
「消えた年金」を重視して、有名になった長妻氏を「党の看板」とする構えです。
（さっそく舛添氏と議論になっていますね。）
「年金担当相に長妻氏 民主党の「次の内閣」」

この読売の記事にあるのですが、衆院は当選３回以上で、
すでに「中堅」というのが、いかにも新しい政党といった感じです。
（自民党なら、衆院は当選6-7回はないと、中堅にならないんじゃないかな？）
これは、2000年以降、急速に党勢を拡大したので、
当選が1-2回と、回数の浅い議員の割合が高くなっているためです。
「民主「次の内閣」に２０人、うち参院から８人」


気になる民法改正に関係するところは、法相が細川律夫氏で、
子ども・男女共同参画担当相が、神本美恵子氏です。
自民党は「少子化担当相」で、共同参画がつけたしの感じでしたが、
民主党は、「子ども」と「共同参画」が、並列になっています。
「少子化」と言わず「子ども」とするのは、お国のための人口政策ではなく、
全般的な子どもの福祉を、重点に置いているからでしょう。

共同参画相の神本美恵子氏は、昨年9月に、安倍晋三は、
バックラッシュの先陣を切っていると、批判したことがあります。
「民法改正、今国会も手つかずの可能性大」（ふたつめの記事）
http://www.kinyobi.co.jp/KTools/antena_pt?v=vol609
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同じく民主党の神本美恵子議員は、「ポスト小泉と目されている人が
ジェンダーバッシングを行ない、反対派の中心的人物である」と、
安倍晋三官房長官の対応を批判した。
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また昨年11月には、教育基本法の改正に猛反対しそうだというので、
「日教組出身の５人組のひとりにつき要注意」と、
参院自民党から、目のカタキにされたこともあったりします。
なので、信頼してだいじょうぶでしょう。（笑）
http://aqualeafree.blog70.fc2.com/blog-entry-275.html
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「５人組に要注意」　参院自民党は、民主党の輿石東、佐藤泰介、
神本美恵子、水岡俊一、那谷屋正義の５氏の日教組出身議員の顔写真と
プロフィルを記したＡ４判の紙を大量に印刷し、国対委員長室に積んだ。
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あと推進派でおなじみの、小宮山洋子氏が、文部科学相に入っています。
（選択別姓の市民団体が主催した、与党オンリーのはずの院内集会に、
野党議員でひとりだけ、最初から参加していたかたです。）
自民党は、伊吹文明氏（「人権メタボ」発言の人で、選択別姓も反対）＋
補佐官の山谷えり子氏ですから、まったくもって対照的ですね。