2007年10月07日

toujyouka016.jpg 若桑みどり逝去

すでにご存知のかたも、いらっしゃると思いますが、10月3日に、
美術史家の若桑みどりさんが、急性心不全でお亡くなりになりました。
(きゅうの訃報で、びっくりです。)
「美術史家の若桑みどりさんが死去」
「若桑みどりさんが死去 美術史家、ジェンダー研究」

若桑さんは、ジェンダー問題も研究されているかたで、
最近のバックラッシュたちの台頭にも、危機感を持っていました。
わたしも、7月15日エントリで、ご紹介しましたが、
ついこないだの6月20日も、立教大学で公開講演を開いていました。
「ジェンダー・バックラッシュの現状と未来への展望」

講演の内容については、以下のサイトをまたご紹介しておきますね。
「美しい日本という名のもとで、自由を奪う政治家たち」
「ジェンダー・バックラッシュの現状」
「若桑氏講演会後、あれこれ」

 
学生時代にお世話になったかたが、悔やまれてますが...
(それはたしかに、悔いが残るかもしれないです...)
「若桑みどり先生の訃報」
http://clio.seesaa.net/article/58745345.html

「日夜困惑日記」というブログで、作者は長谷川亮一さんという、
日本近代史を研究なさっているかたです。
「望夢楼(ぼうむろう)」というメインサイトもあります。
疑似歴史を扱っているサイトで、たんぽぽも、おおむかしだけど、
掲示板で「源義経=チンギス・ハン」説について、お尋ねしたこともあります。
(先方は忘れているかもしれないけれど。)世の中狭いものです。

posted by たんぽぽ at 00:22 | Comment(4) | TrackBack(0) | 人物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
あまりに急なことでちょっとびっくりです。
とても元気だったのに・・。合掌。
Posted by うがんざき at 2007年10月07日 08:07
わたしも同じく、とてもびっくりしています。
(こないだ、立教大学で講演を聴いて来たのは、結構貴重だったのかも...)

バックラッシュの危険性を認識して、対処の必要を重視していたかたを、
ひとりなくしてしまったのも、大きな損失かもしれないです。
Posted by たんぽぽ at 2007年10月07日 16:47
たんぽぽさん、トラバありがとうございました。
私も、この訃報を聞いた時、本当にびっくりしました。
立教でのあんなに元気でパワフルだった講演が信じられないです。
首相が福田さんのうちに、
バックラッシュの勢いが停滞するよう、ここでみんなで力を合わせていざがんばらないと!と言っていた矢先に・・・

本当に残念でなりません。。。

Posted by ミッチ at 2007年10月09日 22:07
ミッチさま、おひさしぶりです。
コメント、どうもありがとうございます。

わたしは、立教の講演は聴いていないんだけど、
やはりお元気で、まだまだこれから、という感じでしたのね...

反バックラッシュ勢力としては、とても残念なことだけど、
若桑さんひとりでやっていたんじゃないですからね...
気を取り直していきたいと思います。
Posted by たんぽぽ at 2007年10月10日 00:55

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