ずばり、「水からの伝言」を、信じていらっしゃるエントリですよ。
http://rankeyblog.blog68.fc2.com/blog-entry-116.html
色んな言葉を発せられた水の結晶を見た事がある。
汚い言葉をかけつづけた水の結晶はひどいものだった。
「ありがとう」等の愛のある言葉は
ダイヤモンドのようにきれいな結晶になります。
水でさえそういうことがあるのですから
人間では尚更というのは言うまでも無いでしょう。
これはもう、ずいぶん議論されて、このエントリが書かれた
06年3月には、もう収拾がついていたかと、わたしは思っていました。
今年になっても、学校の授業で使ったとか、新聞記事になった、
ということもあるので、信じているかたは、
まだまだたくさんいらっしゃりそうです。
あたりまえのことですが、水には、人間の声を聞く耳も、
文字を読む眼もないし、人間のことばを解釈する脳もないです。
水がことばの意味を理解して結晶のかたちを変えるなど、
あるはずもないなんて、自明としか言いようがないです。
子どもだましにもなっていない、おそまつな疑似科学ですが、
それでも、大勢の人に受け入れられたのは、
既成道徳のお題目を唱えているからでしょう。
「科学的だ」とか「科学的根拠がある」と言えば、
さからえないと思われやすく、道徳の正当化がしやすくなります。
(こんな例を見ると、疑似科学が蔓延するかどうかは、
「どのくらいもっともらしく見えるか」ではなく、
「どのくらい信じたい人がいるか」だと言えそうです。)
「水からの伝言」が信用されて困るのは、
内容自体があやまりということが、いちばん大きな理由ですが、
ほかに大きくふたつ考えられると思います。
ひとつは、科学に道徳を求めるのが、根本的にまちがいということです。
科学とは、自然現象がどうなっているか、
客観的に理解するための学問であり、人間がどう生きるべきか、
といったことに、回答を与えるものではないです。
「水からの伝言」が教育で使われると、科学とはこういうものと、
あやまった科学観まで、蔓延することにもなるでしょう。
もうひとつは、「科学的だ」と言うと、正当化がしやすくなるので、
特定のイデオロギーの強制になることです。
「水からの伝言」を根拠に、あいさつはだいじだと説教する人は、
「父性は生物的基盤がある」と言って、反ジェンダー平等的な、
「父性の復権」を唱えることと、この意味で本質的に同じです。
よりくわしいことに関心があるかたは、
わたしがお話するよりも、つぎのサイトをご覧になるといいでしょう。
疑似科学性から、社会的影響、教育現場での対処法など、
さまざまな観点から、たくさんの議論が出ています。
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/wwatch/appendix/app33.html
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/wwatch/misc/comment_misc_06.html
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/
はじめにご紹介したブログは、『らんきーブログ』。
政治関係の時事的話題を扱っていて、現政権には批判的です。
政治にうとい人に、世の中のことを気付いてもらうべく、
わかりやすい記事を書いて、見聞を広めているのだそうです。
実際読者も多く、コメント欄もにぎわっています。
「水からの伝言」のエントリには、「化学的には証明はされていない
ということらしいですが・・私的はそれはどちらでもいいことです」と、
開き直ったことを書いていて、非科学的でなにがイカンのか、
そもそものところが、わかってない感じです。
(それに「証明されていない」ではなく、あきらかにまちがいなのですが。)
「水からの伝言」については,私の知人の中猫さんが以前コメントを書いていますので,ご参考までに:
blog.goo.ne.jp/kyo-neko/e/0d6dbfe56ed44e6209b03b69cba5881e
ダラダラと連続投稿で申し訳ありません。
このエントリなんかもそうなんですが、「らんきーブログ」さんには、たんぽぽさんもご指摘のように、バックラッシュにつながりかねない体質があることを私は早くから感じていました。「人間力」という言葉を好むあたりもそうですね。こういう言葉を好んで用いるのは保守と相場が決まっています。自分の道徳観を人に押しつけたがるというか。私の地元にも「人間力」という言葉を用いる政治家がいますが、当然のごとく自民党です。科学と道徳を結びつけようとしたこのエントリは、同ブログの持っている問題点がもろに出ていると、私は思います。
よく知っているかただと、批判するの、たしかに気が引けますよね...
(わたしは、そんなにおつきあいないけど、それでも考えちゃいましたし...)
「親友でもあやまりははっきり指摘するべき」が、
優等生のお答えなんでしょうけど、現実問題として、
それであとの関係が良好を保つことは、あまりなかったりするし...
あと、ウェブログのご紹介、どうもです。
たしかに、こういうことですね...
http://blog.goo.ne.jp/kyo-neko/e/0d6dbfe56ed44e6209b03b69cba5881e
|それが科学的な真実ではないために起こる
|さまざまな問題に注意が向いていない→差別,
|正しくないことに対する甘さなどなど。
それと、投稿で何度もエラーが出たことについては、
お手数おかけして、まことにもうしわけないです。
(わたしのせいではないのかもしれないけど。)
とくにURLをはじく設定にはしてないし、
これまでにもコメント投稿で、URLを書いたことはありましたよ。
手動で禁止ワードや、禁止URLを設定できるんだけど、
それにひっかかっているのでもないです。
「TinyURL.com」は、わたしは、寡聞にして初耳だけど、
もしかするとこれが原因なのかもしれないです。
(でも、変換されたURLが、禁止設定されているのでもなかったです。)
...というわけで、わたしにも、原因がわからないです。
(本当にごめんなさいね...
でも、これにめげないで、またコメントしてくださいね...)
コメントありがとうです。
既成道徳のお題目が好きなかたは、反ジェンダー平等に
走りやすいところ、なきにしもあらず、なんですよね...
というのは、既成道徳は、男性中心に作ってあるからだけど。
(いまのところ、「らんきーブログ」のかたは、
はっきりとそういうことを書いたことは、ないようだけど...)
よく言っている、「人間力」って、なにかと思ったんけど、
人間としての総合的な力量や魅力のことらしいですね。
(なんとなくわかるんだけど...なんか漠然としているな...)
経団連のおエラいさんが、文書で使い出してから、
はやったとあったので、道徳のお題目が大好きなかたに、
ウケることばなのかもしれないです。
>賛成派の人たちは、少なくとも「素直で人が良い」ように見えます。
>反対派の人たちの顔には「いじわるさ」を感じてしまいます。
>しかし、いつの場合も真偽よりも大切なことがある筈です。
>それは・・・心です!「おもいやりの心!」
さすがは「ココロ」さんです。
トンデモを信じているかたには、よくあることですね。
(実際は、どんな事実も受け入れず、自分の信じたいものしか信じない、
トンデモ信者のほうが、ずっと狭量なんだけど。)
引用するならTBしてくださればいいのに(笑)
親切な方から教えてもらいましたので拝見させてもらいました。TBしてくださいよ、よかったら。
ここに書いてあるような事は知ってますよw
ネットで調べれば誰でもわかるのですからそんなに心配する必要はないでしょう。
そもそも政治とは関係ない話だと思いますがね。
わたしのブログにコメント、どうもありがとうございます。
あなたのエントリを見たかぎりでは、
「ことばで結晶のかたちが変わることは、本当にあるんだ」と、
まじめに思っていて、わかっていないという感じでしたよ。
(検索でわかるとおっしゃるなら、事前に調べて、
こういったことは書くのを避ける、くらいの思慮がほしかったですね。)
それに、根拠なくても私的にはどっちでもいい、なんて書いていたり、
コメント欄も、批判的なかたがいなかったりで
(あれだけいれば、たいていはひとりくらい、批判するかたが
いるものだけど...)とても心配だったりします。
>そもそも政治とは関係ない話だと思いますがね。
わたし、政治の話題だけ書くと、決めてはいないですよ。
(わたしのブログは、政治ブログというわけではないので。)
「水からの伝言」はさておいて、「人間力」についてネットで調べてみました(笑)。
確かに、コイズミ政権以降、政府や経団連が好んで用いている用語のようですね。つまり、「自己責任」に相通じる用語で、構造改革の時代を生き抜くために人間としての魅力を身につけろ、という文脈で用いられます。
http://www5.cao.go.jp/keizai1/2004/ningenryoku/0410houkoku.pdf
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2006/031.html
私は前々からこの「人間力」という言葉が大嫌いだったのですが、その理由が分かりました。
「はてなダイアリー」の記述は皮肉たっぷりです。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%CD%B4%D6%CE%CF
また、右派の老コメンテーター・竹村健一は、親子で、ずばり「人間力」というタイトルの本を出版しているようです。
結構イデオロギー的に用いられる言葉だってことですね。
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたしますね。
>「人間力」
なるほどねえ...
(情報提供、まことにありがとうございます。)
「自己責任」と同じ文脈で使われることばみたいですね。
いかにも強者の理屈という感じです。
(竹村健一なんて、もともと説教くさいと、わたしは思っていたれど、
そう言えば、「人間力」ということば、好きそうな感じだな...)
ことばだけ取り出すと、漠然としているから、
いろんな意味に使えるので、使っている人が全部、
「強者の理屈」的ニュアンスかどうかは、わからないけど...
あと、「はてなダイアリー」に出てくる、山本昌邦氏というのは、
どんなかたかわからないので、コメントは控えますね。
(自動生成スクリプトなんてあるけど、なんなの...?
ああいう、文章になってない文章を、よく言うかたなの...?)
私はヘンリー・オーツさんのブログに、陰謀説は書かないほうがいいんじゃないでしょうかとコメントして、しかし承認を得られずに削除されたことがあります。 orz
らんきーぶろぐさんは、流行のものをたとえに持ち出してきただけなんでしょうね。そこだけを非難されると枝葉末節に拘泥されたように感じるのかもしれません。
それはそれとして、著名人として平和運動に関わっているような方の中にも、自身のブログで陰謀説を持ち出してくる方がいるのには困惑します。
完璧な人はいない、と言われればそれまでなんですが、政治ブログだと、陰謀説を掲げるとそれだけでかなり信頼性が薄れてしまいますよね。
家でこっそりトンデモ本を楽しむのは実は私もやってるんですけど、ブログで書いちゃうのはまずいと思うんですよね。
わたしのウェブログにコメント、ありがとうございます。
>ヘンリー・オーツ
このかたは、陰謀論ではなく真実だと、本気で思ってますからね...
反論を唱えたところで、アメリカやユダヤの手先が、
いやがらせに来た、くらいにしか思わないんだと思います。
>著名人として平和運動に関わっているような方の中にも、
>自身のブログで陰謀説を持ち出してくる方がいるのには困惑します。
これはゆゆしいことだけど、わたしは、すっかりあきれていますよ。
すくなくとも、10年近く前から、そうだったようで、
もともと、その程度の潜在力だったのでしょう...
http://taraxacum.seesaa.net/article/67266486.html
【追記 2008/01/01】
この記事のことを陰謀論とか偽科学を信じるバカだと書いている人がいます。
しかし、よく考えてみましょう。 この記事は、結晶の話を信じましょうとか、間違いないとか力説しているわけではなく、そんな事はどうでもいいと書いています。(ここ大事)
この記事の肝は「ありがとう」とかそんな言葉が大事だって話なだけですから。
何でも難しく屁理屈言う人には通じない言葉ですけどね(笑)
科学的に証明されていないと、ブログ中で、但し書きで書いていても、文句をつけてくる人がいるのには驚きでした。私がどうでもいいと思う事ですら文句を言われるのですからねw
リチャード・コシミズ
名前のつけ方(?)が似てますね。
あらためてオーツさんのブログを見てみると、
リチャード・コシミズという人と仲間なのかな。
>このかたは、陰謀論ではなく真実だと、本気で思ってますからね...
ブログを読み直してみると、たしかにそうとしか思えないですね。
よりによって、元旦早そうになるとは、思わなかったよ。
(偶然だけど。)
「追記」があるのは、わたしも見ましたよ。
|この記事の肝は「ありがとう」とかそんな言葉が大事だって話なだけですから。
ことばが大事とか、お道徳を言いたいのなら、
水の結晶なんて科学を持ち出すのは、そもそものあやまりですね。
| 科学的に証明されていないと、ブログ中で、但し書きで書いていても、
「証明されていない」ではなく、「まちがい」なんだけどね...
これらは、このエントリで、書いていることなんだけど...
(見なかったのか、伝わらなかったのかは、わからないけど。)
ご本人は、「どうでもよい(ここ大事)」と思っているようだけど、
とても見過ごせることではないです、はい。
nesskoさま
またコメント、どうもありがとうです。
ヘンリー・オーツさんは、リチャード・コシミズ氏が主催している
「独立党」の活動に、とても熱心になってますよ。
(すっかりお仲間ですね。)
名前のつけかたが似ている(?)のは、偶然だと思うけど。
疑似科学だとはさんざん指摘されてますけど。さすがに「水伝」で陰謀は企めないでしょう(笑)。
「水からの伝言」は疑似科学だけど、陰謀論じゃないだろって。(笑)
「9.11同時テロ自作自演説」とか、陰謀論と言われたので、
屈折しているのかもしれないですね。
kojitaken氏による悪口雑言はとどまるところを知らないみたいですね(笑)
そしてそれに呼応しているたんぽぽさんが、ぶいっちゃん氏に対して悪意を持っていると言われても仕方がないと思います。わざわざらんきーブログに押しかけてきて、自分の考えの正当性を申し上げただけと言われていますが、ぶいっちゃんが反ジェンダー平等に走りやすいという主張の正当性はどこにあるのでしょう。またkojitaken氏の「人間力という言葉を好むのは保守と相場が決まっている」というのも正当性はどこにあるのでしょう。揶揄するのに都合の良いリンクばかり選んでいるようですが。
疑似科学の部屋は楽しく読ませていただきました。そこからの引用です。
> また「スケープゴート」を作って、それを攻撃することもあります。
> これは責任を転嫁しやすい、わかりやすい存在だったり、
> 社会的弱者であることが多く、標的にされた人たちは、
> 妄想による濡れ衣を着せられて、深刻な被害を受けることになります。
kojitaken氏に感化されて「スケープゴート」攻撃をしないでくださいね(笑)
ところでkojiteken氏のぶいっちゃん氏に対する何から何まで揚げ足を取ろうとするストーカのような陰険さは、たんぽぽさんから見たら正当性のある行為なのでしょうか。
コメント、どうもありがとうございます。
エントリ本文について言えば、科学を根拠にして、
道徳の規範やイデオロギーを正当化する、という意味で、
「水からの伝言」と「父性の復建」は同種だということです。
「水からの伝言」が、バックラッシュ的だということではないので、
はじめに、おことわりしておきますね。
道徳のお題目が大好きなかたが、バックラッシュに
傾きやすいことがあるとしたら、既成道徳というのは、
えてして男性中心的なものが多いので、無意識のうちに、
こうした考えになびくこともあるかもしれない、ということでしょう。
「らんきーブログ」のかたは、バックラッシュへ傾く様子は、
いまのところなさそうですが、万が一そうなったら、
ionityさまも、軌道修正するよう、ぜひさとしてあげてくださいね。
引用されているのは、「集団妄想(集団ヒステリー)」かしら?
「集団妄想」は、虚構の主張にもとづいて、
まとまった数の人たちが、異常な行動を取ることを言います。
http://taraxacum.hp.infoseek.co.jp/teardrops/pseudo/hysterics.html
|ストレスや不安を引き起こしている、目の前の現象に対して、
|通常では説明できない超常現象が起きたと確信され、
|オカルトや、疑似科学的、都市伝説的説明がなされます。
「らんきーブログ」で、「水からの伝言」を書いているのは、
事実であって虚構ではないし、超常現象が起きたと思ってもないです。
ご本人が書いていることにもとづいた批判をしているのですから、
本来無関係な事件の責任転嫁でも、濡れ衣を着せているのでもないです。
わたしのサイトを読んでくださるのは結構ですが、
内容の主旨が正しく理解できていなくて、偏った文章の切り取りで、
ご批判をなさるのは、はなはだ遺憾と言わざるをえないです。
それから、呼応うんぬんを言えば、むしろkojitakenさまが、
わたしに触発されたくらいじゃないかな...?
以前、わたしが、リチャード・コシミズのことを書いたら、
kojitakenさまは、だいぶ衝撃を受けたようで、
それ以来、疑似科学批判を、重視するようになったみたいですし。
「上善水の如し」 (日本酒の名前にあらず)
なんでまた、ぽっと出の「水からの伝言」なんかを使うかなぁ。
はじめまして、なのかな...?
>「上善水の如し」
水は方円の器にしたがう、というのですね。
「水からの伝言」に飛びついたのは、単純にはやりだからじゃないかな?
もうちょっと積極的な理由を言うなら、
人間の意志が直接反映するのが、魅力的なのかもしれないです。
よいことをすれば、よいことが返ってくるのは、
お道徳の大好きなかたには、とてもウケるでしょうからね...
水が方円の器にしたがうのは、水が勝手にやってる感じで、
人間の意志が入らないですからね...
そのあたりが、インパクトが弱いんでしょう...
>人間の意志が直接反映するのが、魅力的なのかもしれないです。
そうでしょうね。しかし、私が一番気に入らないところは、その”直接反映するから”という考えの浅さなので、おそらくは一生平行線のまんまだと思います(^^;
水に「ありがとう」と言えば奇麗な結晶ができる。だから、人間にも「ありがとう」と言おう、って何その軽さ。と思っちゃうんですよね。
>何その軽さ。と思っちゃうんですよね。
そうですねえ...
相手が人間である以上、「ありがとう」と言われても、
同じようにこころよく思うとはかぎらない。
いわゆる「ありがためいわく」もあるかもしれないし、
ましてや相手が悪人であれば、かえって身の危険さえ出てくる。
「水からの伝言」信者は、人の心が大事だと言いながら、
その多種多様性に気が付かないのは、「軽い」かもしれないです。
(って、こういう主旨じゃないのかな...?
ちがったら、ごめんなさいね。)
http://niphonese.jugem.jp/?eid=369
http://rankeyblog.blog68.fc2.com/blog-entry-771.html#comment7489
========
まあでも真面目な話,こんなくだらない騒ぎは今回限りにしてほしいですね。
単に記事の内容に問題を感じるというだけなら,
トラックバックで註釈でもつけておけばいいだけの話なのではないですか?
プロの文筆家や学者でもない者に対してネチネチと「責任」を追及し,
頭を下げさせて,一体どういう公益性があるというのか。
こういう連中は少なくともエセ科学と同程度には危険だと私は思っています。
2008.01.11 21:30 URL | Niphonese #QojkD5ps
========
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://taraxacum.seesaa.net/article/75373760.html
「たんぽぽのなみだ〜運営日誌」は、新春早々大ブレークですね。
それも、元旦の早い時刻のコメントに端を発してるんだから劇的です。
> Posted by ぶいっちゃん at 2008年01月01日 01:53
「水からの伝言」について何かコメントしょうと思いましたが、
(状況が良く分からないため)いったんは控えました。だいぶ落ちついてきたようなので。
数年前に本屋で「水からの伝言」関係の本を読んだ時は、
オカルト本の一種で本や水を売るために科学と道徳を利用している”詐欺”くらいに思っていました。
「水伝」のホームページを見ても「ごはんに声かけ実験キット」なんか売っているくらいですから
「疑似科学」の範疇で考えるのでなく、”詐欺”ー本や水などを売るための
「道徳詐欺」(道徳を利用した詐欺)でしょう。本の著作者の学位詐欺の疑いも濃厚のようです。
勝手な推測ですが、植物(花など)に声を掛けて育てるやつの”変形”かなと思いました。
植物(花など)は、どれだけいいことばを掛けても上手く育たなかったり、
花は咲かないことがあるので、そんな心配のいらない水を利用したのだろうと。
これが石だとどんなことばを掛けけても変化が分かりにくい可能性が。
悪いことばで石に穴を開けるくらいなら面白いのですが。
「円天」のように人間の欲望を利用しているわけではないので、爆発的には広がりませんが、
「道徳」を利用しているので、批判され(し)にくい点で「学校での教育」に
使われるのだろうと考えます。(「心のノート」の影響?)
あと、バクゼンと「世間」で道徳が崩壊していると思っている人は惹かれやすい。
「道徳好き」の人や何でも「論理」より「感情論」で考える人も。
>http://b.hatena.ne.jp/entry/http://taraxacum.seesaa.net/article/75373760.html
あとのエントリまで、ブックマークに入れているかた、
結構たくさんいらっしゃりますね。
(「なれ合いが気持ち悪い」とか書かれているけれど。(笑))
最初だけかと思ったけど、みなさん案外興味が続いているのね。
あと、kojitakenさまも、わたしのつたないエントリを、
ブックマークに入れてくださり、ありがとうございます。
ぐら虫さま
こんにちは、おひさしぶりです。
こないだ、わたしが、「自分のブログに書けば」と言ったら、
とたんにいらっしゃらなくなったでしょ?
それで、わたしの言ったことが、排除勧告と受け取られて、
来なくなったのかと思って、ずっと心配だったんだけど、
またいらしてくださって安心しましたよ。
>「水からの伝言」
状況については、わたしのエントリの(1)から(6)と、
そのリンク先で、大筋のところは全部ですよ。
それ以外の場所でも議論は広がっているけれど、
これらは見なくても、事情の把握には差し支えないと思います。
>「ごはんに声かけ実験キット」
ひゃあ、そんなの売っているんだ〜...
そこまでいっちゃったら、たしかに悪徳商法の域に
入ってるかもしれないですね。
「水からの伝言」が受ける理由は、
ご指摘の通り、道徳のお題目を、唱えているからでしょうね...
「科学的」というと、さからえないと思われやすいので、
そういうものを強制したい人たちが、利用したがることになります。
jabberwockさんやgegengaさんのところで、お目にふれているかもしれませんね。
よろしくお願いいたします。
再燃の件はフォローしていないのでちっとも分かりませんが、
この記事に端を発した出来事について
モヤモヤしていた部分を少し書くことが出来ましたので、
TBさせていただきます。
コメントとトラックバックをくださって、ありがとうございます。
>jabberwockさんやgegengaさんのところで、お目にふれているかもしれませんね。
直接お話したことは、たぶんなかったと思うけど、
すれちがいでしたら、何度かあったと思います。
のちほど、くわしいコメントをしたいと思います。