2008年01月09日

toujyouka016.jpg 水からの伝言(5)

「らんきーブログ」ですが、わたしを、アクセス禁止にしたあとも、
まだ「水からの伝言」のことを、書き続けています。
そして、コメントする人たちも、あいかわらずのたいこ持ちぶりです。

1月5日エントリでも、いろいろ書いています。
たとえば、「人間だれしもまちがうのに、
それでどこが悪い?」といったことを言っています。
http://rankeyblog.blog68.fc2.com/blog-entry-767.html

まちがえたこと自体は、それほど問題でもないでしょう。
まちがいを指摘されても、受け入れようとせず、
「どちらでもいい」と開き直ったり、批判する人に攻撃的になったり、
排除したりする態度は問題だと、わたしは思います。
さらに言えば、お仲間たちは、お追従ばかりで、
自浄作用がないことも、問題ではないかと思います。

 
それより、わたしが、もっとキョーレツと思ったのは、
1月6日エントリの、つぎのくだりですね。
http://rankeyblog.blog68.fc2.com/blog-entry-768.html
========
「基本的に人様のブログは見ない」と。 どうかご了承ください。
と、同じ意味で「批判的なコメントやTBも載せない」
========

都合の悪い意見に対して、どんなに排他的なかたでも、
「非建設的な意見は削除します」と、すりかえてみたり、
せいぜい「管理者の独断と偏見でやります」くらいにするものです。
わたしも、ネット歴は長いつもりですが、「批判は載せません」と、
はっきり書いてしまう人は、はじめて見たように思います。


それでも、さすがに見かねたのか、まちがいを認めよと、
コメントするかたが、ようやくにして現われました。[2008.01.07 20:44]
管理者のかたは、今度という今度は、これを聞き入れたようで、
もとエントリの追記を、つぎのようにごっそり書き換えています。
========
【追記:2008/01/07)
なお「水の結晶」の話しは科学的に完全に否定されています。
[参考]「水からの伝言」を信じないでください
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/
========

1月6日エントリで引用した、元旦の開き直った追記は、
全部削除されていて、それについては、言及はまったくないです。
このあとは、「私たちは、疑似科学を信じろ、
なんて言ったのではない」とは言っているようですが、
科学を道徳の根拠にしたことは、なにも言っていないようです。
納得したというよりは、めんどうになった感じかもしれないです。

あと、わたしを、アクセス禁止にしたことも、なにも言っていないですね。
(わたしの経験からすると、こうした場合、
だまって無視をされるのが、相場ではあるけれど。)

posted by たんぽぽ at 23:06 | Comment(6) | TrackBack(0) | 疑似科学(にせ科学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 水からの伝言(5) web拍手
この記事へのコメント
遅ればせながらあけましておめでとうございます
何か正月早々、ブログ界をたんぽぽさんの話題が席巻してますなあ、

http://uchya.blog109.fc2.com/blog-entry-747.html#comment
http://blog.livedoor.jp/jabberwock555/archives/51178134.html#comment

>科学を道徳の根拠にしたことは、なにも言っていないようです。

「水伝」の一番の問題点はそこだと思うんですがなあ、「水伝」そのものは他愛もないトンデモに過ぎませんが、これが「道徳授業のネタに使える」なんてことを考えた奴は罪が重い
最近、講演を聞いた阪大の物理学者菊池誠氏も、氏がマスコミなどを通じて「ニセ科学批判」を始めたのは「水伝」が学校教育の場で道徳授業の教材に応用されているのを知ったのがきっかけだといっておられました

あと、金とか権力とかのある人間がビリーバーになっちゃうとその害悪は計り知れませんな。大勢の命に関わる

http://2xxx.jugem.jp/?eid=22
Posted by NORTON3rd at 2008年01月10日 10:00
今度はSobaのアホが馬鹿をさらけ出すようなことかいてるなぁ。

稀に見る独善的なブログ
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20080109/1199886872
Posted by タンポンタ at 2008年01月10日 12:47
さっき、コメントを書いていてふと思ったんだけど、権力者が疑似科学にハマッタ例といったら前述の南アフリカのエイズHIV非原因説やら、レーガン元大統領の「スターウォーズ計画」やら外国の理科系の例が思い浮かぶんだが・・・・

例えばたんぽぽさんの盟友kojitakenさんや評論家の内橋克人あたりが目の敵にしている(そしてわが朝で近年猖獗を極めている)「新自由主義経済学」ってどうよ

社会科学の学説って自然科学分野と違って誤りを明白に指摘しにくいところがあるしミルトン・フリードマンっつー人はノーベル賞を受けている反面、師匠から破門されたりしてるし毀誉褒貶の思い切り激しい人で(まともな学者なのかどうかわかりにくい

まあ、疑似科学でなく、単に「間違った学説」なのかもしれんがええ加減に「規制緩和」だの「民営化」だのはごめんだわい
Posted by NORTON3rd at 2008年01月10日 15:35
うーむ,HIVに関する似非科学が存在するとは,しかも大統領などが・・・絶句・・・
私ももっと勉強しないといけませんねぇ.え?いや似非科学のはびこり様を・・・
『エ○バの証人』教団のトンデモ理屈には慣れているのですけどねぇ・・・
新自由主義経済学?なるものは『学問』ではなく,『略奪仕様計画』と言った方がいいのではないでしょうかね.
Posted by アルバイシンの丘 at 2008年01月11日 17:20
NORTON3rdさま
新年あけましておめでとうございます。

>http://uchya.blog109.fc2.com/blog-entry-747.html#comment
>http://blog.livedoor.jp/jabberwock555/archives/51178134.html#comment

このお話、どんどん広がってますねー。
発端となった、わたしも、全貌を把握できなくなってます。(笑)
(わたしの話題は、ほかのかたの関心を惹かないことが多いので、
こんなこともあるんだと、感慨していたりもするけど...(笑)
いや、わたしが批判した相手が、注目されているところなので、
お話が広がったのかかもしれないです。)

jabberwockさまのブログ、ゆうべやっとコメントして来たんだけど、
とくに20-24のコメント、感心しましたよ。
あちこち見ていると、「らんきー」とその支持者たちの、
非礼や不誠実をまったく不問にして、一方的にわたしが悪いと
決めつける論調が強いんだけど、そうした中にあって、
ああしたことを、はっきりおっしゃってくださって、感謝のしだいです。


> 「水伝」の一番の問題点はそこだと思うんですがなあ、

また、エントリを書いたけれど、やはりというか、
「疑似科学を信じろと言ったのではない」は、言っているけれど、
科学を道徳の根拠にしたことは、なんとも言ってないですね。
http://rankeyblog.blog68.fc2.com/blog-entry-771.html

自分たちの道徳規範は、否定したくないのかもしれないです。
「水からの伝言」が「とんでも」でも、道徳は変わらないはずなんだけど、
自分たちの道徳は「正義」だと、思いたいんじゃないかな...?
その「正義」の「根拠」が、くずされるような気がして、
それを認めたくないのかもしれないです。
Posted by たんぽぽ at 2008年01月11日 21:43
タンポンタさま、いらっしゃい。

それ、わたしがコメントしたから、そうなったんですよね...
↑上のエントリで、書いてみたけれど。
http://taraxacum.seesaa.net/article/77657453.html



アルバイシンの丘さま
(NORTON3rdさまへのレスでもある。)

>HIVに関する似非科学

わたしも、寡聞にして初耳でした。
(でも、権力者がとんでもないって、日本も他人ごとでないんですよね...
性教育なんて、実際やばかったし...)
http://2xxx.jugem.jp/?eid=22

新自由主義経済は、わたしもくわしくないけれど、
「すばらしい理論」と思い込む人も、結構いるみたいで、
「とんでも」の「信者」に合い通じるメンタリティらしいですが。
Posted by たんぽぽ at 2008年01月11日 21:45

この記事へのトラックバック