1月19日エントリでご紹介した、『Chromeplated Rat』の
1月11日エントリですが、ここのコメント欄で、
黒猫亭さまというかたに、ご意見をいただいたのでした。
(ご意見をくださったこと、どうもありがとうございます。)
ところが、わたしを、「政治系」ブログの、
活動仲間のように思って、ご意見していらっしゃる感じでした。
わたしは、「政治系」ブログのかたたちとは、
個人的に親しくはあるけれど、活動仲間のつもりはないので、
コメント欄で、このあたりの釈明をしておきました。
たんぽぽは、政治運動は苦手でして、そういったものには、
いっさいかかわらないことにしています。
ウェブで行なっているのは、すべて「発言している」つもりで、
「活動」や「共闘」からは、埒外にいるつもりなので、
これをご覧のかたにも、ねんのためお断わりします。
ただ、『きまぐれな日々』の1月13日エントリで、
わたしのことが触れられていて、ここでの扱いを見て、
わたしも活動仲間と思われたむきもあるかもしれないです。
『雑談日記』のやりかたが、許しがたかったようですが、
「そこまで言わなくても...」思って、わたしがコメントしたので、
すぐに追記で釈明してくださりましたが。
それでも、「やっぱり、たんぽぽとkoijtaken氏は結託して、
とんでも批判をやっているんだ」という印象を持ったかたは
ほかにもいたようですし、一部でささやかれている
「陰謀論」をあおるのにも、役立ったように思います。
(1月14日エントリで、これも釈明されてはいますが。)
わたしは、kojitakenさまが関心を持つ以前から、
とんでも批判をしていましたし、今度の「水からの伝言」のことも、
kojitakenさまとは、べつの動機で、別個に批判しているつもりです。
いくつかのコメント欄で、釈明してきたことですが、
ここであらためておことわりしておきます。
また、争いになると個人的なことが前に出て、
公益性のある問題が口実のように見える、というご指摘があります。
さきの1月13日エントリなど、わたしという「お仲間」が、
攻撃されたことを、闘争の理由にすることで、
やはり「お仲間だから」となれ合う「らんきー」と同じに見えてしまい、
「どっちもどっち」という印象を、与えてもいるかもしれないです。
わたしも、このケースでは、多くのかたたちが、
不快な思いをしている、『雑談日記』のかたをどうするかという、
公益性の高いことを、前に出したほうがよかったと思います。
とはいえ、個人的なうらみつらみが先行するのが、
なんでなのかは、わたしにもよくわからないです。
3つ目は、「政治系」の人たちは、社会の危機感はむしろ口実で、
「活動ごっこ」や、「連帯ごっこ」が楽しいから、
ブログを書いているように見える、というものがあります。
じつはこれは、わたしも感じるところでして、
解決したい直接的な政治課題があるというより、
「社会正義をまっとうしたい」というメタな動機で
やっているかたが、すくなからずいるように思います。
(さきのkojitakenさまがそうだ、というのではないですよ。
このかたは、わたしが見たところでは、そんなことはないです。)
「らんきーブログ」や、その賛同者たちなのですが、
お気軽に記事を書いて、「政治的言論」をしている気分になり、
「共闘」と言って、「政治的活動」をしているつもりだったのでしょう。
(それで受けようという、ポピュリズム的動機もあるかもしれないです。)
そんなところへ、「水からの伝言」を批判されたので、
あわてふためいてしまったのかもしれないです。(参考)
4つ目として、第三者の目が意識されない、というのがあるでしょう。
「活動ごっこ」に見えるとか、「とんでもに傾倒している」なんて、
第三者に見られたら、相当に信頼をなくすことです。
「政治系」の人たちは、自分たちの主張を、不特定多数に
訴えようというのですから、本当ならこれは深刻なことのはずです。
わたしも、よそのコメント欄などで、
「第三者に向かってお話している」と、何度か言ったのですが、
ぴんと来ないのか、あまり危機感は持ってもらえなかったです。
「なれ合い」とか「活動ごっこ」とも関係するんでしょうけど、
結局は自分たちの内輪の世界しか、見えていないのかもしれないです。
ただ、たんぽぽさんへのSOBA氏の誹謗中傷を引き合いに出してしまったのは私のミスでした。
陰謀論を煽ってしまった点にももちろん責任はありますが、どういった人たちが陰謀論を信奉しやすいかが浮き彫りになったのは、個人的には(不謹慎かもしれませんが)興味深かったです。誤りに気づいたら素早く訂正した方たちには、自由な精神を感じました。
「社会正義をまっとうしたい」というメタな動機で
やっているかたが、すくなからずいるに思います。
たんぽぽさん一流のハードボイルドタッチな言い回しなので、わかりにくいけど以前に書かれた藤岡信勝評などから察するにたんぽぽさんはこういう「メタな動機でやっているかた」を余り愉快には思っていなんでしょ?
俺は、嫌いではないんだなあ(笑)
っつーか、俺もかつては判りもせんくせにサルトルの「アンガジュマン」などという言葉を振り回す少年だった
俺は世代的には それを宝にするには余りにも遅く生まれて〜♪夢の成れの果てが転ぶのばかりが見えた♪(by 中島みゆき)
に属するがそれでもその前の時代の空気の残滓はあったのだ
いや、だからどうだってわけではないが
疑似科学の問題についても思うところいろいろあるのだがうーん、まとまらん
まあ、真っ黒聡明なたんぽぽさんのことだから判っていると思うけど、一口に疑似科学といっても(歴史修正主義も含む)内容は多様で支持する層もいろいろある(この間の名古屋の講演では「きくまこ」センセは統一的な理解はムリといっていた。確かに水伝とマイナスイオンは一緒にはならんわな。社会資源(ヒトの厚意を含む)の無駄使いという結果は一緒でも)
肝心なのは、雑な一般化をせずに丹念に吟味しながら一つずつひねり潰していくことではなかろうか
たぶん、もうみんな飽きちゃったのでは...?
kojitakenさま
コメント、まことにありがとうございます。
>自らの感情的側面に頬かむりするのはフェアではないと考えて
わたしは、そこでほおっかむりしても、
ぜんぜんモンダイなくフェアだと思ってしまうのだった...
(というか、わたしなら、そうしていると思います。
このあたり、わたしのほうが、悪ずれしているのかもしれないです。)
「陰謀論」は、あちこちのコメント欄で釈明されてましたね。
たいへんだったと思います。(おつかれさまでした。)
わたしも、陰謀の主体扱いされた一員だけど、
そういう立場から、陰謀論が広まっていくプロセスを見られて、
ちょっとだけ貴重な体験をしたように思います。
コメント、ありがとうございます。
いきなりだけど、「ハードボイルドタッチな言い回し」って、
わたしの書くものって、そうなの...?
(引用のおかげで脱字を見つけたので、ついでに直します。)
>「メタな動機でやっているかた」
愉快に思わないというより、怖いって感じかな...?
まともな方向へ向かっているうちはまだしも、
ハーメルンの笛吹きよろしく、なにかの拍子にとんでもないところへ、
走っていく可能性も、なきにしもあらずだからね...
それでも、ウケのいいものに、付和雷同的に人が集まるのは、
ある程度はやむをえないのかもしれないです。
危険度は内容にもよりまして、メタな動機とか、付和雷同とか言っても、
「9条を守れ−」に走るのと、「南京事件はなかった」に
走るのとでは、ぜんぜん違うでしょうからね...
さしあたって、害がなければほおっておきますが。
NORTON3rdさまが、あまりお嫌いにならないのは、
まがりなりにも、まともな方向性を向いたものばかり
見て来たからじゃないかな...?
(と、勝手に推測するんだけど、ぜんぜんちがったらごめんなさいね...)
それと、疑似科学だけど、わたしが「真っ黒聡明」って...
(どういう聡明じゃ?(笑))
わたしは、真っ黒であっても、聡明ではないつもりだけど。(笑)
疑似科学がはやるのは、「どのくらい信じたい人がいるか」でしょうから、
信じたい人、すなわち、支持する層というのは、
その疑似科学の内容によって、いろんなケースがあると思いますが。
まだ続いているんですか?
うーむ。なが〜い。
はーい、続いてまーす。
(なんて、書くのが遅いだけなんだけどね...)
すでに、にせ科学批判のお話でなくなっているし
(にせ科学批判だったの、最初の数回だけだし)、
そういう意味では、「続いていない」かもしれないけれど...(笑)
そういう意味では、かがく論でも、政治論でもなく、
『井戸端会議』っていう感じなのかも?
まあ適当に、ああでもない、こうでも「内」ってところに何らかの『意味』が見出せるのかも?
もしかしたら、宮本常一氏のいう『日本型民主主義』の王道?香[か]もしれませんよ、こういうコネ区ね舌[シタ]議論法が・・。
気長にチョロチョロと滴るように重ねることそれ自体に『意味』があるのかも?
心理変化とか、精神構造とかの考察になるのかな...?
(カテゴリはずっと「疑似科学(にせ科学)」で通しているけど、
「ウェブサイト」に変えたほうがいいのかもしれないです。)
後半の日本型民主主義は、どういう評価なのかな...?
(「いつまでもだらだらやってる〜」という、
軽い非難と受け止めちゃうけど、いいかな...?)
わたしは、自分がなっとくいくまで、分析するつもりだけど...
軽い非難
こんばんは、たんぽぽさん。
プラトンと在りストレス、あ、じゃなかったアリストテレスが未だにケチャ靴か、あ。またや、決着が付かないし・・。そういう意味では、非難と諦め(達観?)≒死と再生かな?・・。
おお、これがジョイス氏の『浄罪界』やから、資本制下では『普通』≒『家常茶飯』やとおも(っ)てます。
ハードボイルドは元々小説の言葉で(ヘミングウェイとかハメットとか)主人公の感情を表出せずに、行動や会話の記述を重ねる文体のことを言うが、たんぽぽさんの文章はかなりソレだね(笑)
勿論、小説じゃなくて一種の論説文なんだけど、余りに淡々と書いているの で、時としてたんぽぽさんが書いている対象に対して否定的なんだが肯定的なんだかわからなくなる
「それならそうとわかるように書いてくれー!」(by水葉氏)もむべなるかな
(とはいえ、今回の水伝騒ぎの元になったエントリーでもあれに「悪意」を見る方もいるそうなのでアレですが)
>「真っ黒聡明」って...
(どういう聡明じゃ?(笑))
申し訳ありません、元文のフォントでは真っ黒には取り消し線を入れてあったのですが投稿したら反映されませんでした
>わたしは、真っ黒であっても、聡明ではないつもりだけど。
むむ、己が黒いという自覚はあるのですね!?
もうすぐNATROMさんの域に達するかな。
(確かに、HPのコンテンツ特に「たんぽぽ排除される」や「青年医師の心の内」を見れば隠そうともしていないか・・・)
うーむ、相変わらず難しくてよくわからないけど、
(後半はもうぜんぜんわからない...(泣))
やっぱり、「いつまでもやってるー」というのは、いいのね...
あと、前のコメントだけど、
「日本型民主主義」は、ちと違うかもしれないです。
先方との合意は、べつだん考えていないですからね...
NORTON3rdさま、コメントどうもです。
ハードボイルドタッチって、そういう意味なのね。
(解説どうもありがとうです。)
たしかに、わたしの文章、他人ごとのようだとか、
冷たいとか言われたこと、ありますし、自分でもそう思っていますよ。
自分は市民活動家たちの仲間だと思いたくなくて、
第三者ぶった書きかたをしていたんだけど、
そのスタイルがすっかり染み込んで、
ウェブログでも、そういう淡々とした調子になっちゃったみたいです。
「真っ黒聡明」は、棒線で消し損っただけなのね...
(いえいえ、おわびするほどのことでもないですよ。)
黒いという自覚ですか? いっぱいありますよ。
わたしは、「光り輝いて黒い」と言われますからね。(笑)
(NATROMさまのレベルがどのくらいかは、わからないので、
追い付いているかどうかは、なんとも言えないけれど...)
もうあとすこしで春先で、タンポポが満開になる季節だけど、
白い綿毛に混じって、黒い綿毛が飛んでいたら、気をつけてね〜。(笑)
http://kuronekotei.way-nifty.com/nichijou/2008/01/post_74b5.html
最初はそれなりに和気あいあいだったんだが地下猫さんの「自然科学は権力だ」発言で一気に炎上モード
長すぎるし、おしまいがけは不毛な言い争いになってるんでアレなんだが・・・・
「極端にバランスを重視する」「過激な中立派」にして「多様なカチカン原理主義者」(書いとっても矛盾だらけの形容だが)の地下猫さんとしては「疑似科学批判をするヒトはその辺(自然科学が現代ではそれなりに「権力」と結びついていること)に自覚的であってね」くらいのつもりだったんだろうけどね
おおおお、とってもすごいことになってますね〜。
エントリもコメント欄も、すごい長くなっていて、
全部は読み切れないけど(というか、ついに挫折したけど(苦笑))、
この文脈で、かような批判は場違いと取られて、
紛糾するのも無理もないって感じかも...
あと、コメント欄が、なかなか反映されなかったのは、
上のエントリで書いたけれど、シーサーの障害です。
わたしのせいじゃないけど、ごめんなさいね...