地下浸水が原因で地震が起きるのは、実際にありえることです。
「余震活動と降雨について」
http://www.geocities.jp/denpakansoku/stady/S001/S001.html
活断層の断層面のところに、井戸などを使って、
水が送り込まれたときも、それが潤滑剤になって、
断層どうしがすべやすくなるので、地震が起きることがあります。
炭酸ガスのような気体でも、断層面に送り込まれると、
やはり潤滑剤となって、地震を起こすことがあります。
いずれにしても、断層どうしがすべるだけですから、
核融合反応はなおさらですが、鉄との化学反応も関係ないですよ。
くわしくは、つぎのエントリをご覧いただくとよいでしょう。
「水で地震を起こせるか?」
http://goto33.blog.so-net.ne.jp/2007-07-25
さきのエントリからの孫引きで恐縮ですが、新潟の場合、
「帝国石油」という石油採掘会社が、送りこんでいる水は、
つぎの左の図のように、深さが約5kmのところです。
活断層は、井戸のある地点では、深さ約20kmです。
ここまでは水はとどかないですから、地震の原因ではないようですね。
(炭酸ガスの貯留実験をしているところも、震源から離れているそうです。)
アメリカ合衆国のデンバーは、本当に兵器工場の地下廃水が原因で、
1962-65年まで、地震がひんぱんに起きていました。
これはつぎの右の図のように、井戸の深さがちょうど、
断層面のあたりだったので、潤滑剤となったのでした。
新潟のふたつの地震の原因として、地下注水がうたがわれたのは、
つぎで引用されている、『ZAKZAK』の記事が、もとのネタのようです。
地震の専門家が言ってはいるのですが、記事を見たところでは、
可能性があるので調査が必要と、言っているだけです。
(そして、この調査結果がどうだったのかは、わたしは知らない。)
「新潟地震“人造”だった!? 近くでガス田注水作業」
ところが、「反権力」的な人たちが、この情報を見つけてしまい、
うわさだけが、一人歩きしてしまったのだろうと思います。
(例によって、「阿修羅」と、「4つの目」ですよ...)
http://www.asyura2.com/07/senkyo38/msg/731.html
http://310inkyo.jugem.jp/?eid=416
こうしたうわさがめぐりめぐって、風間直樹議員の耳に入るところとなり、
さきにご紹介した、災害対策委員会の質問となったのでしょう。
(「常温核融合」なんて、どういうところを調べたのかと、
思ったのですが、上述のリンクを見ていると想像がつきそう...)


