なんと、『週刊金曜日』の3月14日号に、
「水からの伝言」の議論のことが、載っていたのでした。
最後の66ページの「金曜日から」という、編集後記みたいなコーナーで、
書いたのは、原田成人氏というかたです。
http://www.kinyobi.co.jp/pages/vol694/kinnyobikara
ブログの名前は出ていないですが、「別のブログが批判」は、
あきらかに、わたしのことですね。
自分のウェブの発言が、紙メディアに載って、ちょっとびっくりです。
騒動が起きた場所(範囲)は、ごくローカルですが、
問題点としては、一般性があると言えるでしょうか。
ごく短い記事ですので、全文書き写してしまいます。
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新年早々、左翼系ブログ界を揺るがす騒動が巻き起こった。
きっかけは、水に「ありがとう」、「馬鹿野郎」などの言葉をかけると、
その言葉の善し悪しで、水が作る氷の結晶が奇麗になったり、
汚くなったりすると説く、『水からの伝言』。
通常、「ゲーム脳」などと同じ疑似科学とされているこの話を、
あるブログが肯定的に紹介していたことを、別のブログが批判。
批判された方がプライドのせいか、開き直りともとれる
発言で応えたため、巻き起こった大騒動である。
コミュニティとして機能しているブログが、
閉鎖的な体質に陥り易いことがこの騒動の原因の一つだろうが、
それ以上に論理や理性に対する立場の相違も大きかった。
私はApemanさんの「共感のために反知性主義的な振舞いに
目をつぶるような態度には、まったく同意でき」ないという立場に
共感するのだが、こういうことをここに書くと、ネット上で
「お前が言うな」とか言われちゃうんでしょうね(笑)。(原田成人)
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関係者一同を「左翼系」と簡単にくくっているのは、
異議があるというかたもいらっしゃると思いますが、
そのほかの内容的なところは、よくまとまっていると思います。
記事にある、Apemanさんのエントリは、つぎですね。
「右翼もすなる疑似科学といふものを、左翼もしてみむとて…」
(よく見ると、『週刊金曜日』が引用したところは、
つぎのgood2ndさまのエントリを、引用したところで、
「孫引き」になっているのですが。)
http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20080120/1200799001
あの記事に関しては、最初の「左翼」というところへのひっかかりがどうしても取れませんでしたが、記述全体はさほどおかしくないかもね。
それより、なんで「左翼」というか政府批判を看板にしているブログの世界で、「野党共闘」のスローガン連呼とか(最近はそれもやらないみたいだけど)、バナー張りの強制とか、「日共」「解同」「極左」などのレッテル張りしか能のない連中ばかり目立つのか、などという批判がそろそろ活字媒体から出てきても良い頃なんじゃないかと思います。
おおおおおおおお、これはとんでもないまちがいです。
あってはならない誤変換ですね。
(貴ブログにリンクまでして、あたかも正反対の主張を
しているように書いてしまい、たいへんもうしわけないです。
おわびもうしあげます。)
...というわけで、直しておきました。
ご指摘、まことにありがとうございます。