それを「連合赤軍の総括のようだ」とまで言ったので、
今回のような、騒動の再燃劇となったのでした。
わたしは、もちろん、謝罪の要求をしたことなど、ぜんぜんないです。
それで、これについて疑問に思って、過去のエントリや
コメント欄をあたって、ていねいに調べてくださったかたがいましたよ。
「実証的態度とはこういうものだ」と思わせる、力作だと思います。
(ああ、でも、徹夜なさったそうで、
無理はなさらないよう気を付けてくださいね...)
http://blog.goo.ne.jp/kurokuragawa/e/90d7eb67f42721f0c34fbea8aa259509
このエントリの作者は、玄倉川さまです。
1月28日にご紹介しましたが、「たんぽぽは『斉藤さん』のよう」
「らんきー一派は偽善的」と、おっしゃってくださったかたですよ。
「たんぽぽは、謝罪要求をしていない、謝罪がないという
事実を言っただけ」とか、「さきに謝罪要求をしたのはニケ氏」
といったことは、わたしは自分でも、ときどき釈明していたのでした。
こうしてあらためて検証してくださると、それがとてもはっきりします。
それでも、「たんぽぽは、しつこく謝罪の要求をした」
という印象は、ことのほか強いみたいです。
関係者と距離が開いていて、傍目八目的な人でも、
そう思っている人がいて、がっかりすることがあります。
これに対して、「ニケ氏がさきに謝罪要求をした」ことは、
どういうわけか、ぜんぜん印象に残らないみたいです。
「うそも百回言えばなんとやら」というけれど、
なんでもいいから吹聴すれば、あたかも事実のように
信じてもらえるという、ひとつの見本かもしれないです。
「謝罪要求」は、どこから来たのかというと、
はじめて出てくるのが、「らんきーブログ」の1月11日エントリです。
ぶいっちゃんが、「無理強いして「わかったか!謝れ!」と言っても
反発心だけが残るかも」と書いていて、これに対して、
「釈明や謝罪の義務を課せられるのなら」と、水葉さんが、
コメントを返しています。[2008.01.11 08:06]
わたしも、玄倉川さまのエントリを見て、はじめて気がついたのですが、
「しつこく謝罪要求するたんぽぽ」は、ぶいっちゃんと、
水葉さんのふたりで作った、「幻想」だったのでした。
最後の段落は、みょうに重くひびいて、こわくもなってきます。
「謝罪の義務」はぶいっちゃん氏と水葉氏の合作による幻影である。
「しつこく謝罪要求するたんぽぽ氏」というイメージは水葉氏の
作り出したモンスターであって、現実のたんぽぽ氏とは無関係だ。
頭の中のモンスターに怒り、おびえ、連合赤軍まで持ち出して
批判しようとした水葉氏は愚かとも哀れともいいようがない。
このようにして、幻想を見続けていると、いつかは現実の壁に
ぶつかって、決定的な破局を迎えるものです。
今度の結果は、「なるべくしてなった」と、おっしゃるかたもいましたよ。
また「自爆テロだ」と、おっしゃるかたもいるのですが、
実際、まわりの人たち(たとえば、jabberwockさま)に、
大きな被害を与えて、みずからも悲劇におちいっています。
これは、妄想を見続けてた人が、現実に突き当たったときの、
ひとつの典型でもあったと言えるでしょう。
ところで、わたし、1月16日エントリで、「わたしにあやまるのは、
だれかによる強制ということのよう」と書いているのがイミシンですね。
「だれか」とはだれなのか、もっとつっこんで考えれば
よかったかもと、いまにしてみれば、ちょっとだけ思います。