このところ、平和活動、反戦運動にかかわっている中で、
「9.11陰謀論」を信奉しているかた(きくちゆみなど)が多いことが、
あちこちのウェブログで、問題視されはじめていますよ。
「『SPA!』が9.11陰謀論特集」
「憲法9条と911陰謀論、または安斎先生はどう考えておられるのだろう」
『陰謀論の罠』の奥菜秀次氏が、陰謀論者たちとやりあった、
あの「9.11真相究明国際会議」の講演録が、本になったのですが、
それを『kikulog』で取り上げたので、話題が広がったみたいです。
http://taizo3.net/hietaro/2008/04/post_275.php
http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20080503/p2
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080505/p1
5月8日エントリですこし触れましたが、5月4-5日に幕張メッセで、
「9条世界会議」が開かれたのですが、あのきくちゆみ氏も、
参加したというので、さらに話題が広がったようです。
(プログラムを見た限り、参加料を払って参加する側のようですが。)
http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20080504/1209918455
ずいぶん前に、このあたりを、わたしが話題にしたときは、
(リチャード・コシミズと天木直人の会談を、取り上げたのですが)
「こういうことを批判するかた、だれもいないのね」と思ったのでした。
ここへきて、危機感を持つかたも、いくらかは増えるでしょうか?
http://taraxacum.seesaa.net/article/67266486.html
このような陰謀論が蔓延すると、なにがイカンのかですが、
ごく簡単に言えば、社会的信用をなくすからです。
おかしなことをしているのが、はた目にまるわかりですから、
外部の人たちから、「こんな人たちとは、かかわりたくない」と思われて、
運動全体の衰退もまねくことになります。
つぎのエントリでも、そういう危惧をしていらっしゃるのでした。
ところがコメント欄に、集まってきたかたを見たかぎりでは、
こうしたことがよくわからないかたが、たくさんいるようです。
(あるいは、支持を失なうから、確固たる基盤を求めて、
あやしげな陰謀論者に、ますます接近するのだろうか?)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-632.html
それでも、論敵のかたから、「真剣に平和を願っているはずの人たちが
陰謀論の落とし穴にはまるのを見ると本当に情けなくなる。
しっかりしてくれよ頼むから」と心配されています。
「9条を守れー」のかたたちも、まだまだ幸せなのかもしれないです。
(というか、もうどうでもいいよ、という気分になっている、
わたし、たんぽぽが、薄情なのかもしれないけれど。)
http://blog.goo.ne.jp/kurokuragawa/e/5f0481a7c7620e94bd9d7460c0f4d7c5
つぎのエントリは、「番外編」かな?
またかって感じなんだけど、槍玉にあげられている、
柳生すばる氏(参照)、すっかりネットのお騒がせものですね。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080510#p1
2008年05月11日
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陰謀論にはまっちゃうと、本当に考えるべきであろう問題からは目が離れちゃうということ、そして虚構の上に立ってあれこれ考えることになっちゃうのでこれからやることも検討外れのものになっちゃうということ、そのあたりの危険も大きいんですよね。ここにある危機への処方を思いっきり間違える原因になってしまうわけですから。
確認できる事実を確定して、まずはそこから議論を積み上げていく。
そんな当たり前のことが実は意外と難しかったんだと、水伝騒動「再燃シリーズ」を読んでいてしみじみと感じています。
薄々感じてはいたんですが、これはなかなかこの先、うちのブログも大変だぞ、と目眩を覚えたり。
ブログを再開したとき、このあたりをどう記事に活かしていくか。
悩ましいですが、たんぽぽさんや皆さんの奮闘のおかげで、いろいろ考える素材をもらえて、感謝しています。いずれ記事でお返ししなくちゃ。
生存証明(笑)、ありがとうございます。
>確認できる事実を確定して、まずはそこから議論を積み上げていく。
>そんな当たり前のことが実は意外と難しかったんだと、
そうなんですよねー。
この騒動は、自分の目の前で、そういうことが起きたり、
自分が陰謀の主体に仕立てられたりで、勉強になったというか、
ある意味「よい経験」になったかもしれないです。
>たんぽぽさんや皆さんの奮闘のおかげで、
>いろいろ考える素材をもらえて、感謝しています。
いえいえ、こちらこそ、こんなつたない議論でも、
お役に立ててうれしいかぎりです。
(「謝罪要求」なんて、流言研究としても扱えるし、
上のエントリのように、女性問題になるものもあるしで、
いろいろと考察する題材は、あるんですよね...)
なにかお書きになったら、またご紹介してくださいね。
(でも、「にせ科学批判」を、継続的になさっている
かたたちのあいだでは、やけに評判が悪いんだけど...
「くだらない」とか、「自分の得るものはない」とか...)
なんか政治ブロガーとか政治ブログの読者って、トンデモな記事を読みにきているのかなという気さえします。中高生の頃に学研から出ているUFOなどの擬似科学ものの本を読んだ人たちが多いんでしょうかねえ。
う、うちのブログに不足してるのは、ひょっとするとトンデモかあっ?!
ならば、トンデモ風味を加えていけば、アクセスも増えていく…!!
……わけないですね(笑)。
うーむ...
それはゆゆしいですねえ...
世間一般のレベルがそうなのか、ウェブだけとんでもが多いのか、
わからないけれど、「政治意識が高い」人たちのポテンシャルが、
あらためてよくわかったように思います。
それにしても、とんでもに走る「政治批判ブログ」が多いのは、
読者にもとんでもがお好きなかたが多いから、というのもありそうですね。
(「自分たちのレベルにふさわしいメディアを持つ」の一種かな。)
仲@ukiukiさま、こんにちは。
アクセス数をふやす「特効薬」は、よそさまの「とんでも」を批判して、
議論をやることですよ。(笑)