2月8日エントリでご紹介した、「無規範なシニシズム」ですが、
これを書いたかたを、わたしが、外部と思ったのは、
反対論者たちの攻撃性や頑迷さを、過小評価しているからです。
エントリの作者は、保守政党の政治家(別姓反対派)も、
話せばわかるはずだと、思っていらっしゃいます。
しかし、保守政党の政治家(というより、選択別姓反対派)は、
常人の想像を絶するほど、頑迷きわまりない、
頭の固い人たちなのがほとんどです。
彼ら反対論者たちが、話してわかる人たちなら、
法制審議会から、10年近くも経っているのに、
民法改正実現の見込みがまったくない、なんてことはないでしょう。
このあたりは、たとえば、「民法改正運動の展開」の
「自民党法務部会の実態」や、「反対派の精神構造と思考構造」の
「反対派と議論すると...」などで、お話しています。
じつは、はじめから話し合う気はなく、
「2ちゃんねる」のような匿名性の高いサイトから、
反対派をたくさん呼び寄せて、掲示板を荒らすだけのこともあるし、
それで、閉鎖になったサイトもあります。
反対派とインタラクティブになると、生産性の低い対話で、
膨大な労力を使わされ、本来なすべきことができなくなるので、
これを避けたいと思うのは、無理もないことだと思います。
また、政治活動にかかわるため、
反対派たちに知られたくない情報もあります。
パブリックコメントや、モニタのような意見募集があると、
組織力にものを言わせて、大挙して反対意見をポストして、
あたかも、世論が民法改正反対に偏っているかのように
見せかけることも、実際にやることがあるようです。
わりあい小規模なことですが、
公明党のサイトの、夫婦別姓の意見募集のコーナーには、
賛否を問うアンケートがあったのですが、反対派たちが大挙して、
「組織票」を入れて狂わせたので、閉鎖になったこともありました。
民法改正反対派というのは、攻撃的で、
推進派議員に大量でFAXを送りつけたり、
さらには、署名の数の偽称さえして、示威行為を働くくらいです。
なまじっか情報を知ったら、どんな妨害に出るかわからないので、
反対論者たちに対して、自衛的になるのは、
ある程度はやむを得ないのだと思います。
だからと言って、無断リンク、無断転載お断わりと、
サイトに書けばいいのかというと、そんなことはぜんぜんなくて、
遠慮のない人には、なんら役に立たない対処です。
(たとえば、こんなふうに。)
断わり書きだけで、遠慮するかどうかは、
見た人の配慮に頼ることなのだと思います。
それでも良心的なかたは、リンクや転載を遠慮するでしょうし、
それだけでも、素性の怪しい人たちに
見つかる可能性は、だいぶ減ると思います。
断わり書きだけでも、結構効果があるのだと、わたしは思っています。
(エントリ作者のかただって、たまたまMLで話題になったから、
知ることができたのであって、そうでなければ、
絶対に知りえない「民法改正運動の内幕」でしょう...)


