2010年04月18日

toujyouka016.jpg 失われた10年

男女共同参画の第3次計画の内容は、
これまでの10年間が、かけ声ばっかりで、
ほとんど進まなかったことヘの反省もあります。
より具体的には、コイズミ以来の自民党政権の10年が、
おそまつだった、という批判ですね。

この時代はバックラッシュの力が強いときでした。
自民党の中は、いまもバックラッシュの影響が強いですし、
バックラッシュ政権ができたこともあるくらいでした。
男女共同参画が停滞するのも、無理もないと思います。

 
このあたりについて、第1部の「基本的な考え方」を見ると、
つぎのように分析されています。

========
1 固定的な性別役割分担意識が未だ根強く、
解消に対する取組が不十分であった。

2 男女共同参画は働く女性の支援という印象を
与えたことなどにより、男女共同参画があらゆる立場の
人々にとって必要という認識が広まらず、
意識改革や制度改革につながらなかった。

3 男女共同参画社会を実現しようとする強い意思と推進力が
不足していたため、制度や枠組みの整備が進まなかった。

4 男女のセーフティネットや女性のライフコースへの配慮が
不十分であったため、制度や枠組みを整備しても
成果につながらない場合があった。
========

このうち「2」について言えば、自民党の男女共同参画は
「女性だけの問題」という意識でしたし、
「少子化対策」は、将来の税収や年金のため、
という「お国のため」という意識でした。

このあたりが、自民党政権時代の男女共同参画に
限界を与えているのだろうと、わたしは思います。
福田康夫笹川尭といった、ジェンダー問題に
わりあい理解のある人たちでさえ、
ときおり差別的発言が出てくるのも、
その現われのひとつではないかと思いますよ。)

posted by たんぽぽ at 22:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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