アルゼンチンのブエノスアイレスで、男性同性愛カップルの
出生届けがはじめて受理されたことが、ニュースになりました。
出産は代理母によります。
「「僕のパパは2人」、アルゼンチンで同性カップルの出生届を受理」
アルゼンチンでは2010年から、家族法が改正され、
同性結婚が認められるようになりました。
いまのところ、南アメリカでは同性結婚を認めている
ただひとつの国となっています。
アルゼンチンの家族法では、同性のカップルも、
異性の夫婦とおなじように、子どもを持つことができます。
同性結婚が法的に認められるようになって、
2年ほど経ってはじめて、出生届けを出す
同性カップルのかたたちが現れた、ということになります。
すこし前になりますが、アルゼンチンでは今年の5月に、
性同一性障害のかたが、身分登録上の性別を変えられる
ジェンダーアイデンティティ法が成立しています。
「アルゼンチン:画期的ジェンダーアイデンティティ法が成立」
この法律は、性転換手術などの身体的な変更をしなくても、
身分登録上の性別を変えられるようになっているという、
性同一性障害の権利がかなり認められたものです。
手術が不要という点は、世界的に見ても画期的であることは、
言うまでもないだろうと思います。
同性カップルの出生届けと、ジェンダーアイデンティティ法の
ふたつの例だけではありますが、現在のアルゼンチンは、
性的少数者に対して開かれた社会であることがうかがえますね。
LGBTの活動家たちも、さかんに活動しているのでしょう。
アジア女性資料センターの記事には、最後のところに
「日本における法制度の見直し論議にも刺激を
あたえることが期待されます」と書いてあります。
日本でいまのアルゼンチンのレベルに達するには、
あとどのくらいかかるだろうかと思います。


