7月25日エントリのコメント欄で、触れたことなのですが、
「B層」のことは、ネットでも、あまり議論されないようで、
検索をかけても、すでに決まったページしか、出てこないみたいです。
これは、愚民思想的なので、良心的なかたには使いにくく、
それで批判の手が、鈍ってしまうのもあるのだと思います。
「2ちゃんねる」では、わりと見かけるというのですが、
遠慮のないところでは使われるのも、差別的ニュアンスがあるからでしょう。
しかし、政治的影響力を考えても、大衆迎合、大衆操作のことは、
避けて通ってはならないはずなのだと思います。
たとえば、ナチスがなにをしでかしたを調べれば、
それなりの研究成果は、出てくるだろうとは思います。
郵政選挙にからめて、議論する人がいないのは、
かなり困ったことで、異様なことでもあると思います。
「惑星開発大辞典」の「藤岡信勝」の項を見ると、
「つくる会」の教科書が話題になったとき、論壇が付和雷同的に
なったことを、まともに批判した人が、ほとんどいなかったとあります。
言論空間が、ポピュリズムから目をそらすのは、
結構前からそうだったのかもしれないです。
ところで、郵政選挙の前にあった議論ですが、実際にかかわった、
kojitakenさまによると、こんな感じだったそうです。
(わたしのブログにリンク、いつもどうもです。)
「「郵政解散」からまる2年」
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インターネットの掲示板でもコイズミ支持は圧倒的で、
いかにこちらが「B層」の資料(雑誌記事 や 広告代理店作成の証拠文書)
を示して、コイズミ−竹中一派が大衆を蔑視していると主張しても、
「私たちコイズミ支持者は馬鹿だというのか」式の
感情的な反発を食うだけに終わった
========
わたしは、この議論には、まったくかかわらなかったのですが、
つぎのサイトが、そのときの雰囲気を伝えていると思われます。
おそらくこれが、典型的なコイズミ支持者の反応なのでしょう。
「「小泉支持者はIQが低い」という国会資料」
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小泉内閣の主要な支持層がB層となっているのは、
いわゆる有権者の主力という意味でしょう。
実際、衆議院議員選挙の投票率は60%もあるわけですから、
近年の大学進学率より高い。
いわゆる有識者の人数は限られており、自民党に限らず、
どの政党の主要支持層もIQ軸の下位領域に存在するはずです。
この資料について「(有権者に)全く失礼な話」などと怒るのは、
理念を優先して現実を無視する考え方。私は好みませんね。
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縦軸は、IQとあるせいか、「大学進学率」とか、
言っていますが、これはかならずしも関係ないですよ。
前にお話したように、縦軸は「流されやすい」かどうかでしょう。
それから、「B層=有権者の主力」と言っていますが、
これもそうではなくて、「B層=だまされやすい人」でしょう。
自分はだまされていると思いたくなくて、目をそらしている感じもしますが、
チャートを見ても、ぜんぜん目を覚まさない人の実在は、たしかですね。
それにしても、「B層」と言われる人たちこそ、「自分は正しい」と、
思い込んでいて、こちらを見下しているの感、なきにしもあらずです。
一般的な「B層」がそうなのかは、わからないですが、
すくなくとも「郵政B層」は、そのような雰囲気です。
kojitakenさまは、「良心的なかた」のはずなのに、
「B層」に対して、どこか遠慮がないので、どうしてかな?と、
わたしは、思っていたのですが、なんだかわかったような気がします。
ところで、ここでご紹介の、典型的な「郵政B層」のサイト、
見覚えがあるかたもいらっしゃると思います。
『趣味のWebデザイン』というサイトで、作者は徳保隆夫氏(ペンネーム)、
以前、「少子化が進むのは、女が足るを知らないからだ」と、
言ってのけた、あのかたですよ。
参考資料:
http://taraxacum.seesaa.net/article/22994435.html
http://taraxacum.seesaa.net/article/22994686.html
2007年08月10日
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おっしゃるように、郵政解散から総選挙の時に経験した、「B層」の圧倒的な数の力、というか、私たちこそ正義だ、みたいな一種異様な高揚感に対する拒否感が、私に「B層」への態度を厳しくさせるものです。
大嫌いな「世に倦む日日」も、あの時期の言論だけは評価しているのは、あの時期あの管理人が大勢に逆らう言論を展開したからです。
ところで、私が「B層論」を書いたら、下記のようなふざけたコメントがきましたが、たんぽぽさんのところには来ませんか?
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-420.html#comment1965
いえ、私の記事のカウンターとして書かれたと思われる「らんきーブログ」の記事にも同じコメンテーターから厳しいコメントがきていて、管理人が辟易してるみたいだったから。
http://rankeyblog.blog68.fc2.com/blog-entry-636.html#comment_head
(管理人は、昨日見た時はもっと切れたコメントを返していたんだけど、その後編集したみたいです)
こういうのを見ていると、かえって「B層論」を忌避する傾向というのを感じるんですけどね。
いくら過去の政治学で「B層論」が定式化されていようが、それが人口に膾炙(かいしゃ)していない以上、何度でも論じる価値はあると、「らんきー」の方にコメントされている方々同様、私も感じるんですけど。
エントリでリンクした、『趣味のWebデザイン』を偶然見つけて、
わたしは、ようやく当時の議論を、イメージできたんだけどね...
「B層なんて言うと、愚民思想的で失礼かな?」なんて気を遣うと、
かえって損だと、思ってしまいましたよ。
『趣味のWebデザイン』や、林真理子氏なんてのは、
スリード社が想定した、「流されやすい人」とはまたすこし違った、
ある種の確信を持った人たちという印象を、わたしは受けたんだけど...
郵政選挙は、単に「流された」だけに、とどまらなくて、
社会全体が「集団妄想」におちいっていたのではないか
という気が、わたしはしています。
>下記のようなふざけたコメントがきました
>同じコメンテーターから厳しいコメントがきていて
わたしのところには、さいわい(?)来ていないです。
それはともかく、そのコメントをしたかた、
やっぱり、愚民思想的な響きを感じて、反発しているのかな...?
「B層」の議論はしてほしくない、という感じですし、
(じつは、だまされた側だったりするのかな...?)
案外そのあたりが、おおかたの人たちの心情であり、
「B層」の議論がなされない、ゆえんでもあるのかもしれないです。
自身が「改革ファシズム」であったことを暴露したテサロニケを批判したはずの人間が、テサロニケのB層論の立論を疑うことをしない?
テサロニケのスノッブを認めたくないのは自身がスノッブだからでしょうか(笑)
そもそも、2桁の人しかこないところでくだを巻く(マスをかく)より、大勢にアピールする方法を考えたらどうですか>ゴンベイさんへ
(わたしのところは、はじめまして、かな...?)
そのコメントは、どなたにおっしゃっているのかしら?
kojitakenさまのコメントに、言っている感じだけど、
それとも、もしかして、わたし...?
わたし、たんぽぽでしたら、大衆迎合や大衆操作のことは、
ずっとむかしから、疑似科学批判の観点で、問題にしていたことですよ。
「あるある」とか、「つくる会の教科書問題」の付和雷同ぶりとか、
これまでにも、何度か話題にしたことがあります。
テッサロニケが、ブログで書いているのは、ついこないだ知ったんだけど、
「同じこと考えている」くらいにしか、思わなかったけどね...
ところで、ゴンベイさまは、「B層」の議論に、
なにかとクレームをつけていますが、聞きたくない理由でもおありなのかな?
「うわさをすれば」というほどの、タイミングでもないけれど、
わたしのところにも、お目見えになりましたね。(笑)
やっぱり、わたしじゃなく、kojitakenさまに言いたかったのかな?
(絡まれちゃって、ご愁傷さまです...)