(東京、埼玉、千葉、神奈川)への人口の流入が
続いているというニュースです。
総務省が発表した住民基本台帳にもとづく
2025年の人口移動報告によります。
「住民基本台帳人口移動報告 2025年(令和7年)結果」
「住民基本台帳人口移動報告 2025年結果」
「東京都の「転入超過」数が前年より1万人超減の6万5219人…4年ぶり縮小も40道府県は「転出超過」」
東京都の「転入超過」数が前年より1万人超減の6万5219人…4年ぶり縮小も40道府県は「転出超過」https://t.co/sKrQUxAxoa#ニュース
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) February 3, 2026
2025年の「転入超過数」(転入者から
転出者を引いた差)は、東京都だけで6万5219人、
周辺県を含めた東京圏だと12万3534人です。
最近の傾向を見ても、コロナが流行した
2020-22年をのぞき、東京圏の転入超過は
10万人を超える状況が続いています。
近年は出生数、出生率の低下にともなって
日本の人口の減少が続いています。
その中にあって東京圏は、ほかの地方からの流入で、
人口が増加傾向にあるということです。
ここで問題にしたいのは、東京圏、東京都の
転入超過数のジェンダー差です。
2025年の東京都の転入超過数は、
女性は37880人、男性は27339人です。
最近の10数年ほどの傾向も、女性の転入超過は
男性よりも多い状況が続いています。
女性は男性よりも、地方から東京に
移住するかたが多いということです。
地方から出て行って東京にくるかたは
男性より女性のほうが多いのはなぜか、
という問題があります。
これは「言わずもがな」かもしれないですが、
1. 賃金、雇用の問題
2. 人間関係、コミュニティの問題
の大きくふたつがああると思います。
「若年層の東京への転入超過9万人超!20代女性が東京に集まる理由とは」
背景には、女性特有の判断軸が存在します。
ひとつ目が、給与水準や職種の多様性といった就労環境、
そしてふたつ目が、人間関係や価値観の
多様性といったコミュニティ面です。
まず就労環境です。
地方では賃金水準やキャリア選択の幅が限られています。
この点は女性の進路選択により強く影響すると指摘されています。
もう一つの理由がコミュニティ面です。
地方から東京圏へ移動した人を対象としたアンケートでは、
東京圏へ移動した理由として
「他人の干渉が少ない」と回答した
女性は23.9%、男性は12.6%でした。
「多様な価値観が受け入れられる」と回答した女性は13.4%で、
男性の5.7%を大きく上回っています。
1. に関しては、女性は男性よりも賃金水準が
低いですし、雇用そのものも門口が狭いです。
かかる賃金と雇用のジェンダー格差は、
地方はとくに大きいことになります。
もともと地方は都市部より雇用が少ないです。
それでなおさら女性は労働市場から
切り捨てられやすいということです。
かくして賃金格差が地方よりは小さく、
雇用もそれなりに保障される東京圏へ
女性が流れてくることになります。
2. に関しては、地方は因襲・反動的な
価値観が強くなりがちです。
そうした因襲・反動は女性にとって
差別的、抑圧的で理不尽なことが多いです。
中高年男性のカチカンが支配的な
地域コミュニティなど、女性にとっては
息苦しくて暮らしにくいということです。
そうした地方の抑圧から逃れるために、
因襲・反動的なカチカンの束縛が弱い東京圏へと、
女性が移住することになるわけです。
田舎には、そもそも仕事がありませんからね…😥
— choco🐶公務員→民間 (@houmu_n180) April 18, 2026
地元に残った同級生、ほぼ医療従事者(医師・看護師)or公務員(県庁・市役所)or地銀のうちのどれか。
まともな仕事がこの3択くらいしかない。
あと、昭和で時が止まってますか???って感じの老害がワラワラ生息してるのも、田舎の嫌なところ😇 https://t.co/5OylFK0sYo
付記:
木下斉氏が同様の考察をしています。
なぜ女性は地方から抜け出すのか。
— 木下斉 | 稼ぐまちづくり (@shoutengai) April 18, 2026
東京への転入超過6.5万人。そのうち女性の転入超過数が男性を上回る状態が、2009年から15年以上続いている。最も多いのは20代前半。
「若者が都会に出ていく」話ではない。女性のほうが男性より多く、しかも戻ってこない。…
人口移動の主たるタイミングは「進学」と「就職」。その中で女性に未だに地方で不利な場合が多いのが
— 木下斉 | 稼ぐまちづくり (@shoutengai) April 18, 2026
@まともな給料の正規雇用…
問題は、出ていく女性の側にはない。
— 木下斉 | 稼ぐまちづくり (@shoutengai) April 18, 2026
出ていかせている地域の側にある。
移住支援金を積んでも、婚活イベントを開いても、「この地域にいても自分が正当に評価されない」と感じている女性は来ない。来ても、すぐ出ていく。…
より詳細のコラムはこちら。ぜひメンバーシップになって日々の発信をより深堀りしてください。https://t.co/G7HVXXeNYi
— 木下斉 | 稼ぐまちづくり (@shoutengai) April 18, 2026



ほかの地方から転入してくるかたが、
埼玉には多いということかしら?
埼玉にかぎっても、転入超過数はプラスではあります。
仕事がない地方の県と事情が近い、
ということになるのかな?
埼玉県内で人口が増えているのは、
東京の通勤圏ではないかと思います。
>そこを勘違いしている人が多いのが
仕事がないのにあると思っている人が多い
→企業を誘致しない→仕事がないまま、
という悪循環かしら?
複数のかたが同じ印象をお持ちなのですね。
埼玉の事情はおおむねそんな感じと、
認識することにします。
埼玉県はいろいろとネガティブに
言われることは、わたしも聞いていますが。
県民サイドでも、なんとかしようという意識は
あまりなかったりするのですね。