「今は戦争中だ。保育どころではない」と
言ったことが、少し話題になっています。
「【分析】「戦争中だ。保育どころではない」、トランプ氏の問題発言が不都合なタイミングで明るみに」
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「戦争とジェンダー・セクシュアリティは無関係ではない──連載:松岡宗嗣の時事コラム」
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「ラッセル(・ボート局長)にこう言った。
『保育には資金を一切出すな』。
なぜなら、米国には保育の面倒は見られないからだ。
それは州の責任としなくてはならない」。
「我々に保育の面倒は見られない。我が国は大国だ。
50も州がある。他にも大勢の人がいる」
「今は戦争中だ。保育どころではない」
「保育やメディケイド(低所得者向け公的医療保険)、
メディケア(高齢者向けの医療保険)といった
個々の事柄を我々がすべて担うのは不可能だ。
これらは州レベルで対応できる。連邦レベルでは無理だ」
「我々が担わなくてはならないのはただ一つ、
軍事的な防衛だ。国を守らなければならない。
だがこうした些細(ささい)な事柄、
これまで行われてきた数々の小さな不正行為については
州に任せなくてはならない、ラッセル」と語った。
トランプ大統領は、福祉や医療は
予算をいかにたくさん使うかを力説しています。
福祉や医療の予算を削って、目下の戦争に
まわしたいので、「いまは戦争中だ、
保育どころではない」と言ったようです。
ようは「戦争のためなら『オンナコドモ』の
ことなんか切り捨てろ」です。
戦争や軍備拡張を推進する人たちの本性が
思わず出た、というところでしょうか。
軍備を拡張すれば、社会のリソースを
そのぶんだけ消費することになります。
戦争ともなれば、なおさら社会のリソースは
軍事優先で持っていかれることになります。
それによって圧迫されるのは国民生活です。
社会的に立場の弱い人たちほど、
多くのしわよせが行きやすいです。
子どもや女性は、そうした立場の弱い人たちの
筆頭格と言えると思います。
トランプ大統領は、予算を軍事に優先的に
まわすことに関して「国を守らなければ
ならない」と言っています。
国民の一員である子どもたちや
保育に関わる親たちを、トランプ大統領は、
無遠慮に切り捨てようとしています。
国民の一部を切り捨てているのに、
守っている「国」とは、なんなのかと思います。
自分が守っている「国」の中に、
「オンナコドモ」は入らないのなら、
そう言えばいいだろうと思います。
ところが戦争を遂行したがる人は往々にして
戦争で女性や子どもを守っている
つもりでいるからやっかいです。
付記1:
「戦争中だ、保育どころではない」発言は、
外国のお話ですが、他人ごとでないのは
言うまでもないと思います。
日本にも同じような発想をして、
社会のリソースを軍事に回したがる人は、
たくさんいるからです。
付記2:
わたしのつたないエントリよりも、
ずっとすぐれた考察を拝見したいかたは、
このエントリでリンクした記事を
ご覧になるといいと思います。
【分析】「戦争中だ。保育どころではない」、トランプ氏の問題発言が不都合なタイミングで明るみにhttps://t.co/Gkuv25ZEWL
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) April 3, 2026
「今は戦争中だ。保育どころではない」というトランプ氏の発言が象徴するように、いかに戦争とジェンダー・セクシュアリティは関係しているかについてGQで書きました。軍事力の行使自体も”男らしさ”として評価され、「女性を守る」「ゲイを救う」という家父長的な言葉が侵攻の方便として使われる。…
— 松岡宗嗣 (@ssimtok) April 28, 2026
付記3:
戦争と国民生活との関係については、
そのむかし日本で物議をかもした
「希望は戦争」発言があります。
これについても言いたいことはありますが、
稿をあらためたいと思います。



これは日本やヨーロッパ等とちがって保育を公的に担うという発想がありません。
保育園のような施設があっても百パーセント自己負担とか。
あるいは、近所の大学生や高校生のお姉さんにベビーシッターをやってもらうとか、中には近所の引きこもりの人に頼んだりするケースもあるらしいです。
とにかく国民皆保険もそうですが、一応、西側で価値観を共有する国となっていますけど医療や保育に関してはアメリカの価値観というのは理解できませんね。